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勇者ドゥラ

やませまみ

[やませまみ]

キャラID
: JI132-650
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 94

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やませまみの冒険日誌

2015-03-17 09:12:52.0 テーマ:その他

アストルティア童話シリーズ⑥ おやゆび姫

むかしむかし、一人ぼっちの女の人が、魔法使いにお願いしました。
「わたしには、子どもがいません。小さくてもかまわないので、可愛い女の子が欲しいのです」


すると魔法使いは、種を一粒くれました。
「これを育てれば、願いがかなうだろう」





種をまくとたちまち花が咲き中から小さな女の子が出てきました 「はじめまして。あなたの名前はおやゆび姫・・・」
「あら?あなた小指が・・・。ヤク〇かしら?」


「そうね、じゃああなたの名前は薬丸さんよ」



薬丸さんはお皿のプールで泳ぎ、
葉っぱの舟をこぎながらきれいな声で歌いました。

そして夜になると、クルミのからのベッドで眠ります。



ある夜のこと、ヒキガエルのお母さんが薬丸さんを見つけ、
息子のお嫁さんにしようと、連れて行ってしまいました。


薬丸さんが泣いていると、

「大丈夫!ボクに任せて!」
メダカが助けてくれました


その後なんやかんやあって
結局野ネズミのおばさんと一緒に暮らすことに


野ネズミの家のさらに地面の奥には、お金持ちのモグラが住んでいました。
「なんて可愛い娘だろう」
モグラは一目ぼれして結婚を申し込みます。



「よかったじゃない。これであなたも玉の輿よ!」
野ねずみのおばさんは生々しく喜びますが、薬丸さんは浮かない顔です


「いやだわ、一生陽の光の届かないところで暮らすのは・・・」 結婚前日、おひさまにお別れをしに外に出ました。

「さようなら、お日さま。もう二度とあなたに会えません」
薬丸さんは悲しくなって、泣き出しました。








「大丈夫!僕たちに任せて!」
ドドドドドドドド・・・・






「わ~~~っ」ドドドドドドドド・・・・ 「あなたたち誰~!どこに連れて行くの~~~っ?」ドドドドドドドド・・・・


「妖精の王子様のところさ!」ドドドドドドドド・・・・


「まあ!妖精の王子様ですって!?」



(どんな方かしら?イケメンだといいわね)キャー!
(羽なんかもらったりして、結婚していつまでも幸せに暮らしてENDね)フッフッフ






「もうすぐ着くよ~!」ドドドドドドドド・・・・






「着いた~!」キキーッ






「おお!そなたが」




(やったわ!私の王子様!一体どんな方かしら!)ガバッ













「えぇ・・・」 「妖精の王子様じゃなくて、陽性のおじいさまじゃない・・・」


みんなの足音がすごくて
薬丸さんはうまく聞き取れていませんでした




「まるでヒキガエルだわ・・・」(問題発言)



おじいさまは嫌だとないていると・・・

「大丈夫!ボクに・・・」





こうして薬丸さんは結婚させられそうになったり
いいところで助けられたりしながら暮らしましたとさ


おしまい








冒頭の女の人「結局私、一人ぼっちじゃない!」
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