やませまみの冒険日誌

最近最近のこと
あるところにそれはそれは大層なおはぎ好きが住んでおったそうじゃ


ある時おはぎ好きは１０個のおはぎを作り、食べておったそうじゃが
最後の一つというところで、全て食べるのがもったいなくなり
戸棚の中にしまってしもうた



それからというもの、そのおはぎ好きは
毎日毎日、おはぎを戸棚から出してはしまうだけの生活をしておったそうな




そんなある日のこと



おはぎ「かみさまかみさま、ボクはすっかりカビてしまいました」
おはぎ「ボクに新しい体を下さい！」


？？（ｱｲ、ﾜｶｯﾀ）










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その夜、すっかり皆が寝静まったころ






キュピ～ン☆
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翌朝


おはぎ「はぁ～、また今日も戸棚から出ては戻るだけの一日が始まる・・・」







おはぎ「はぁ・・・。・・・あ、あれ？」


おはぎ「これが・・・ボク・・・？」 おはぎ「こ、これは！」

おはぎ「やったあ！体を手に入れたんだ！カビてない体を！！」
おはぎ「ありがとう神様！」




？？（うむうむ、ちなみにかみ様じゃなくてまみ様だぞ）




おはぎ「これで自由だ！家の外にも街の外にも行けるぞ！」


体を貰ったことでテンションが５上がったおはぎは
なんと街の外に出てしまった


おはぎ「町の外ってきもち～！すべてが新鮮に見えるぞ！」



ｷｮﾛｷｮﾛ


おはぎ「なんか丸っこくてかわいいのがいるなあ。ﾁﾁﾁ、こっちおいで～」

おはぎ「よ～しよしよし、こっちこっち」



おはぎは野生のモコフルに話しかけるが、モコフルは興奮して襲ってきた



おはぎ「・・・うわあ！襲われる！」


ﾄﾞｶﾞｯ!







・・・・・・・・・






おはぎ「ん？あれ？」



？？「アナタ、危なかたアルね」
？？「九死に一生ネ」 おはぎ「ありがとう！・・・ええ～と」

「ワタシがワ言います。コッチはスンクン」


おはぎ「ワさんとスンクンさんですね。ありがとうございます！」


「呼び捨てでいいアルよ」「みんなそう呼んでるアル」


おはぎ「そうですか・・・？」




「それにさかなクンさんみたいにややこしくなるネ」

おはぎ「え？」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ!　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ!
「あ、ポケベルが！事件発生ヨ！マミムズさんのとこに行くアルよ！」



「それじゃあ、ワタシ達行くアル」「あんまり遠出しないようにネ」


「海の方は敵も強くなるし行っちゃダメヨ！」「じゃあネ」


（海！？行きたい！見てみたい！）
（少しくらいならいいよね・・・）










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そして・・・











こうして、おはぎの大冒険は幕を閉じた・・・




これぞDie冒険エンド









→前回の日誌および名探偵マミムズ日誌事件編へ続く