この物語は人気上昇中の「異世界もの」をドラクエ風に執筆したものです
実際の設定や仕様とは異なる場合があります
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地下街へ向かいながらプルーンと合った経緯をアテナに話す
「見た目は普通のスライムなのに不思議だね!」
驚きながらも好意的に思ってくれたみたい
『ぷぷぷ』
彼女の肩にいるプルーンは私と歩幅が違いせいか、いつもより震えている
「あれ?やっぱサクラじゃないと慣れない?」
『だいじょぶー』
「大丈夫だって」
「そっか!ならいこー」
彼女はプルーンと意思疎通ができないので私が通訳することにしている
・・・・
「さっここだよ」
街道を進んだ先に見える階段を指さしてアテナが言う
「ここが・・・」
「地下街のランドロスだよ!」
階段を降りると壁には松明が掲げられ建物が続いていた
「特に変わった様子はないみたいだね・・」
「見た目はね」
「?」
見た目ほどじゃないのかな?
街の人へ聞き込みをしていくと地主様らしい人が怪しいと分かった
「予想はしていたけど・・」
アテナの顔つきが険しくなる
「なにかあるの?」
「・・・・」
アテナはブツブツ何かを言っていて、私の声に気がついてない
『ぷう』
プルーンが彼女に、すり寄っても変わらない
「どうしよう・・別行動しちゃマズイよね」
『一緒、一緒』
「え?アテナといるの?でもそうしたら・・・」
私が一人になるよね
『ぷぷぷ』
するとプルーンが分裂した
「あそこでも分裂してたけど・・今度は大きい?」
『同じー でも、気持ち分かる』
「??」
似たものだけど心が通じてる??
「うーん??大丈夫かなー」
・・・
地主の家は高級そうな布で造られた立派なものだった
「そっか雨の心配がないものね」
街全体は石で囲まれてるので薄暗いが松明がそれを補っていた
家の出入口を見ると門番なのか青年が立っている
「あのぉ・・ここの主人はいらっしゃいますか?」
「ん~あんたは?」
青年は私のことを見つめた
「どこの村娘だ? 帰りな」
「え? 会えないんですか?」
理由があるのか通してもらえそうにない
「ある程度、力がありゃ・・別だがね」
「そんな・・・」
力になりそうな富も実力もないと思う
「しかし・・だな」
門番は、さらに私を見つめる
「あんたの頑張りによっちゃ会えるかもしれんぞ」
「!」
願ってもない提案だった
「じゃぁ・・・・」
ぼかっ
「あいた!」
誰かに殴られた門番はその場にうずくまってしまった
「え?」
私がビックリしていると
「ふんっざまーみなさい」
とアテナの声が飛んできた
「アテナ?」
「ここらの人は手癖が悪い人がいるんだよ」
そう説明する彼女
「いてて・・ちっ仲間がいたのか」
門番が立ち上がるとアテナを観察した
「その恰好なら断る理由もないな・・・入りな」
「あ、サクラも入れてもらうからね」
「勝手にしな・・・」
門番は関わりたくないのか対応が軽い
「ごめんね一人にして。いこっか」
「うん・・・えっでも、どうやってここが?」
「それは、この子のおかげ」
そこには分裂したプルーンがいた
『ぷぷ』
元通りになったプルーン
分裂したことで道案内してたのかな?
地主さんは、ちゃんとした人ならいいけど・・・
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続く?