タケオの冒険日誌

ある日インすると、コンシェルジュさんがプレゼントの箱をかかえ、
満面の笑みで自分を待ち構えていた。
　
ぬいぐるみに始まり、
オグリドホーンやウェナールシェルなど各地方の素材など、
これまでも色んなものをくださった。
さて今回は何をもらえるのかしら？
　
箱の中身は、手編みのズボン。
これで手編みシリーズが揃った！
　
ねんがんの てあみのズボンをてにいれたぞ！
　
これまで手編みの手袋，手編みの帽子，手編みのブーツ、
そして、手編みのセーターはいただいていた。
複数のコンシェルジュさん、それぞれがくださるものの、
中身はランダムなのか、同じものをいただくこともあったが、
どういうわけだか、ズボンだけがなかなかもらえなかった。
　
さっそくこれを装備したものの、見るからに暑苦しい。
　
5月も半ば。
仕事をしてると汗だくになってしまう季節。
リアルだと、じっとり暑い初夏には着たくない装備品だ。
　
せっかくコンシェルジュさんがくださったのだから、
この時期にこれを着て、行きたくない場所をめぐってみた。
　
　
暖炉の前。
　
拷問ですよね。
Tシャツ短パンであっても、暖炉,ストーブの前はこの時期は地獄。
デンマークのデザイン暖炉でも、五郎さんの手造り暖炉でも地獄は地獄。
　
アイス食べたい。
輪切りレモンが乗っかったシャビィ。 （許可を得て着衣のまま入浴しています）
　　
温泉。
裸だとそりゃあ気持ちよかろう。
温泉は冬よりも真夏派だ。
熱い湯でさっぱりするのがいい。
風呂上がりにフルーツ牛乳一気飲みは定番だ。
　
そんな温泉にニットを着たままつかる。
地獄。
しかも濡れた服は異様に脱ぎにくい。
暑いうえに熱くて、たまらない。
　
そういや瓶入フルーツ牛乳って販売休止になったんだよな。
なんでも銭湯が消えて需要も激減したのだとか。
テルマエ・ロマエでもあんなに脚光浴びていたのに。
　
アイス食べたい。
ジンジャエール味の爽。
　 　
火山。
しかも溶岩がドクドク流れている活火山。
ふつうに死ねる。
消防士の耐火服でもなきゃ死ぬ。
　
ニット着て溶岩にこの距離だと、ふつうに発火するんじゃなかろうか？
スーサイド・スクワッドのエル・ディアブロになれる。
いや、「心頭滅却すれば火もまた涼し！」の快川和尚になれる。
　
アイス食べたい。
赤城乳業のガツンとみかん。
　 （BGM：矢野顕子／クリームシチュー）
　
アツアツのシチュー。
　
近所に真夏におでんやってる店があって、
店主正気か？
などと思いつつ、大根やしらたきを取ってほおばってみたが、
真夏に食べるおでんもなかなかオツなものだった。
　
なのでシチューも、これはこれで美味いかもしれない。
　
　
ニットさえ着てなければ。
　
アイス食べたい。
コーンポタージュ味のガリガリ君は嫌だ。