最近、ドラクエ10やってて
やっと、ストーリーの意味がわかってきました。
バージョン1では、
「誕生」をアストルティアの世界全体が祝ってくれます。
全てのクエストがあなたを歓迎してくれているはずです。
言葉遣いもお話のリードの仕方も母性的な優しさに溢れています。
バージョン2では、
勇者じゃなくても世界は守れる! 主役は君なんだよ。
兄弟や家族、友人との絆の大切さを伝える内容になっています。
常に「一緒に!」「共に!」「支え合って!」っていう気持ちが前面におしだされてます。
バージョン3では、
違うバック(歴史や宗教や考え方)を持つ相手を認めることに焦点があてられています。
登場人物のコンプレックスや苦手なことや弱さを見せていくことによって
マイナス面も含めて受け入れて、共に生きていこうという「許容」がコンセプト。
時に間違っても「勇気を持って許すこと」で、前に踏み出そうというポジティブさがあります。
嫌なことがあっても、「本当に全部嫌だった?」と問いかけてくれて
自分の決断(思考)の仕方が試されます。
バージョン4では、
過去を知り、見つめ、自らのルーツをたどり、そして今を見つめることによって
より良い未来を作っていこうという「希望」という主題が込められています。
まだ未来は決まっちゃいない! 自らが切り開くものだ! っていうお話です。
でもそのためには大切なものが犠牲になってしまうことも・・・・
あとで後悔しないようにいまを生きろ! っていう気持ちが満ち溢れていますね。
導いてくれる人によく感謝して生きなさいっていうことも同時に教えてくれます。
バージョン5では、
たとえ傷つけあった敵だとしても相手を認め合い、尊敬しあい互いに高め合うことで
かけがえのないライバルになることができるというお話。
足りない部分を互いに補っていくという「協調」というコンセプトが散りばめられていますね。
みんなが少しずつでも補い合って助け合って生きていけば、どんな困難も乗り越えていける。
たとえ種族や主張が不揃いでバラバラであっても! それでも前に進まないといけない。
そこに共通するのは「大切な誰かを守りたい」という願いだ! これが真の「協調」だ!
というストーリーコンセプトだったわけだわさ。
すごいなドラクエ10!
最後にこの言葉を載せよう。(ネタバレ)
手を取り合い 歩む道が かがやかしい明日へ 続くことを
未来永劫 願っている
ありがとう アストルティアの子らよ。