運営P秋保さんの文章を読んで、とても未来志向で素敵な文章だなと思い、私も少し筆を執らせていただきます。
私はドラゴンクエストXで初心者支援チームを運営していますが、とても充実した日々を過ごしています。
もちろん、すべてが楽しいわけではありません(笑)。
それでも、振り返ればトータルではとても楽しいと感じています。
それは、オンラインゲームだからこそ得られる体験があるからです。
画面の向こうには、もちろん現実の誰かがいます。
しかし、画面の中にいるのは一人のエルフだったり、プクリポだったり、ドワーフだったり、ウェディだったり、オーガだったりします。
現実の性別や年齢、職業、社会的地位といった「リアルのステータス」は、そこではほとんど意味を持ちません。
そこに存在するのは、プレイヤー自身が想いを込めて育て、個性を与えたキャラクターです。
私は、これこそが本当の「バーチャル」だと思っています。
現実の肩書きや外見に縛られず、偏見や先入観からも比較的自由でいられる世界。
だからこそ、多くの人が安心して集まり、交流できるのだと思います。
そして、このバーチャルな世界を守るために必要なのが、「距離感」ではないでしょうか。
まだ誰も提唱していない言葉ですが、私はこれを「バーチャルディスタンス」と呼んでいます。
リアルの家族でもなく友達でもなく会社でもない、画面の向こう側の相手との適切な距離を保ち、一線を越えないこと。
それがバーチャルディスタンスの本質です。
もちろん、「一線」がどこにあるかは、相手や状況によって異なります。
だからこそ、お互いを尊重しながら、その距離感を大切にすることが重要なのだと思います。
ドラゴンクエストには、ゾーマの
「人間よ! なにゆえもがき生きるのか?」
という印象的な問いがあります。
また、
「滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。」
という哲学的な言葉もあります。
しかし、滅びは創造があってこそ存在します。
壮大な世界を生み出し、多くの人に物語や感動を届けてくれたゲームクリエイターの皆さんに、私は心から敬意を表したいと思います。
その世界を楽しむ私たちプレイヤーも、互いへの思いやりと適切な距離感を大切にしながら、この素晴らしいバーチャルの世界を未来へつないでいきたいですね。
以下、秋保さんの文章こコピーです。
祝!『ドラゴンクエストX オンライン』14周年!
支えてくれている冒険者のみなさまに、改めて御礼申し上げます。
この14年で、エンターテインメントの形も大きく様変わりしました。
動画配信サービス、音楽・映画のサブスクリプションが定着し、
本やマンガをスマホで読むことは普通のことになりました。
デジタルだけでなく、脱出ゲーム、ARG、
イマーシブシアターなどの体験型コンテンツもジャンルとして確立してきました。
「楽しい」「面白い」を競い合うライバルが多岐にわたるエンタメ業界で
14年間たった一つのゲームがサービスを続けてこられたこと……。
これは客観的にもすごいことだと思うのです。
ずっと遊んでくれている方、一時期遊んでくれていた方、遊んだことがないけどずっと気にしてくれている方……そのみなさまに本当に感謝です。
(頑張ってきたよな、俺たち……とちょっとだけ自画自賛。)
とはいえまだまだ通過点!
来年の15周年、その先に待つ20周年を目指し、
さらにギアをあげて、みなさまに満足いただける体験をお届けするべく挑戦を続けていきます。
なんなら今が一番いそがしい!
改めまして、ここまで連れてきてくださった冒険者のみなさま、
本当にありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします!ずっと一緒に遊びましょう!