みなさまは「チャオチャオ」というボードゲームをご存知でしょうか。
サイコロを振ってコマをゴールへと進める、いわゆるスゴロクゲームなのですが……
ブラフとはったりの駆け引き要素満載の、言わばエゴとエゴのシーソーゲームなのです!
そんなチャオチャオですが、サイコロとコマさえあれば簡単に再現できるということで……
ドラテン内でもチャオチャオを遊べるようにハウジングでつくってみました!
リアルチャオチャオを遊んだことがあるというフレンドさんがいらっしゃったので、いっしょにテストプレイしてみましたよ!
チャオチャオのルールはこんな感じ!
◎手番プレイヤーの行動
手番のプレイヤーは他のプレイヤーに見えないようにサイコロを振ります。
サイコロを振ったら、1~4のいずれかの数字を宣言し、その数だけコマを前に進めます。
……が、ここで宣言する数字。
必ずしもサイコロの出目である必要はありません。
嘘をつくこともできるのです。
サイコロで1が出てしまっても、他のプレイヤーよりも進みが遅いなーという場合は、あえて4を宣言してガンガンコマを進めるという手をとることもできます。
そして5か6が出てしまった場合。
宣言できるのは1~4の数字のみですから、必ず嘘の数字を宣言しなければなりません。
人の世に産まれてきた以上、嘘をつかずに生きていくことはできないってワケ。
◎他プレイヤーの行動
宣言を受けた他プレイヤーは、その宣言に対して先着1名が「嘘だ!」と指摘することができます。
○宣言が嘘だった場合
嘘を指摘したプレイヤーは「チャオチャオ~(イタリア語で「バイバイ」)」と言いながら、手番プレイヤーが進めたコマを脱落させます。
さらに、手番プレイヤーが宣言した数字の分だけ自分のコマを前に進めることができます。
○宣言が本当だった場合
手番プレイヤーが「チャオチャオ~」と言いながら、嘘を指摘したプレイヤーのコマを脱落させます。
嘘の指摘が誰からもあがらなかった場合は、そのまま次のプレイヤーへ手番がまわります。
誰かのコマが脱落した場合、そのプレイヤーの新しいコマをスタート地点に配置して次の手番へとまわります。
所定の数のコマをいち早くゴールさせたプレイヤーの勝利となります。
……というのが大元のルールです。
お試しで遊びつつ、遊びやすいようにルールを少しずつ調整していきます。
さてさてルール確認も済んだということで、いざ1対1の真剣勝負!
臨場感を味わってもらうべく、ここからは実際のチャットログを交えつつ解説していきます。
ダイスの結果、わたくしすらいむべすが先攻に!
フレンドさんに見えないよう、ふすまの奥ですごろくダイスを振ります。緊張の一投目、出目はいかに……!
ダイス結果 → 6
いきなり6かーい!!!
ルール説明のとおり宣言できる数字は1~4なので、必ず嘘をつかないといけません。
重要な一手目です。
ここはありったけのハッタリ力を存分に出していく……ッ!!
すらいむべす「よ…」
「3!」
フレさん「www」
「ええ・・・」
あえて4と言いかけて、見え透いた嘘っぽさを醸し出すことにより、逆にダウトしづらくする作戦……!
すらいむべす「どうしますか」
フレさん「ほ、ほんとだと思う!」
「3であってる!」
すらいむべす「よござんすか」(嬉しそう)
ダウトの意思を確認したらふすまをひらいてサイコロの出目を確認します。
スパーン!!
フレさん「うそやろ」
なんとか初手は嘘で乗り切った……!
すらいむべす「いきなり嘘つかなきゃいけないのツライ」
こういうゲームです。
自分のコマを進めつつ、次はフレさんのターン。
何回か振りなおして出目をリセットします。
すごろくダイス、なんか連続で同じ目が出やすい気がするんだよね……
フレさんがふすまの奥に入っていき、振ります宣言と共にダイスロール!
フレさん「2!」
すらいむべす「おお…」
フレさん「www」
ちょうどいい数字……
すらいむべす「出てそう~~」
「だけどあえて!」
「嘘だッ!!」
2というちょうどいい数字。
必ず嘘をつかなきゃいけない場面で使いやすい数字ですよね……?
私と同じく初手5or6が出たんじゃないか読みでダウト宣言ッ!!どうだッ!!
フレさん「ククク・・・」
あら不敵。
なんかダメそう感が漂っていますが、文字数制限の都合上ここまで!
文字おこししたら想像以上にボリュームたっぷりで複数話構成になっちゃった!
気になる結果はpart2へと続きまーす!