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真のアラサー

かるみ

[かるみ]

キャラID
: IA183-536
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 136

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かるみの冒険日誌

2018-06-04 02:44:00.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

刮目せよ ――これが一喝だッッ!!

 押し寄せる不死の軍勢。死人故に自我はなく、無慈悲に振り下ろされる刃の数々。必死に耐える冒険者を嘲笑うかのように、次々と敵が召喚され、倒せど倒せど戦線は後退していく。

 冒険者が護るは、エルフの巫女ヒメア。彼女の命は、エルトナの地に根付く世界樹の若木と命運をともにしている。
 そんなことは知ってか知らずか、ただ純粋に彼女を護るために立ち上がった勇気ある冒険者たち。
 だが、それは勇気などではなく、蛮勇だったのかもしれない。



 
 「まだか! 後どれだけ倒せばいい!?」

 身の丈ほどもある巨大な剣を振り回し、骸骨をなぎ倒しながらウェディの男が凄惨な声を上げる。
 身体には無数の傷がついており、おびただしい程の鮮血が流れ出ている。 常であれば美丈夫に映るであろうその顔は、今にも焦燥と不安に押しつぶされそうだった。

 彼の必死な呼び声に、応える者はいない。
 まさかみんな力尽きてしまったのか? 俺たちは護れなかったのか?
 
 彼の脳裏には、エルトナの巫女ヒメアの顔が浮かんでいた。
 エルフではないウェディの自分にも、温かい心で接してくれた恩義を決して忘れることはない。此度の戦にも、彼女を護るためであれば、たとえ命を落とすことになろうと本望であると、真っ先に駆け付けた。
 しかし、それも彼女を護り切ることができればの話である。そうでなければ、ただの犬死に過ぎない。そんなことは、痛いほど自分がよくわかっていた。

 藁にもすがるような気持ちで、重い身体をなんとか動かし、周囲に顔を向けた。
 彼の目に移ってきたのは、敵敵敵敵敵敵敵敵。
 ガチャガチャと骨を軋ませ、結界に向かってただ突き進む不死者の姿ばかりが目に入る。
 かろうじて、まだ何人か味方の姿も捉えることができたが、みな一様に自分と同じような有様で、立っているのが精一杯であった。
 地に視線を落とせば、息があるのかどうかもわからない横たわった仲間たち。いずれ、いやすぐに自分もああなるのだろう。それを悟った彼の顔は、悲壮に包まれ一層陰りを増した。

 
 
 失意の底に落ちてしまったウェディの彼を、一体だれが責められようか。
 そう断言せざるを得ないほどの絶望が、この戦場には満ち溢れていた。
 倒しても倒しても、倒した数以上に増え続ける不死者たち。
 剣が砕け、魔力が尽き、心でさえも折れてしまった冒険者たちを、非情な一撃が刈り取っていく。

 残った数少ない冒険者たちにも、終わりはすぐそこまで近づいてきていた。
 痛みによるものか、恐怖によるものか、それとも後悔によるものか、震えながらもなんとか武器を握っていた手を、一人、また一人と離していく。
 
 もはやこれまでか……。戦況は火を見るより明らかだった。薄れゆく意識の中で、ウェディの男は、叶うはずのないヒメアの無事を、ただただ乞うように祈った。




 そんな時だった。女性の凛とした声が脳裏に響いてきたのは。
 何かの幻聴かと、閉じかけていた重い瞼を開けてみた彼の目に飛び込んできたのは、拳法着に身を包んだ一人のオーガの女性。
 彼女は自分のほうを向き、にこりと笑った。
 気が付けば、溢れんばかりの涙の粒が頬を濡らしている。
 絶望に屈したからではない。安堵に包まれたからだった。

 

 「冒険者の皆さん、よくぞここまで耐え抜いてくれました! 私たちは、カミルハイムから送られてきた救援部隊です。後は安心して身を休めてください」

 オーガの女性は、戦場に響き渡るような高潔な声で、高らかに叫び、そして構えを取った。

 「さあ、覚悟しろ不死者ども。お前たちの歩みはここでおしまいだ。何故なら、私が来たからだ。――その身に刻め、奥義……」


     


                       一    喝











 


 つよいしょくぎょう よわいしょくぎょう、そんなのひとのかって。
 ほんとうにつよいプレイヤーなら、すきなしょくぎょうでかてるようにがんばるべき。


ラスト3秒、味方過半数戦闘不能。敵の数膨大。結界に攻撃しようとしている敵の数甚大。結界の色真っ赤。
そこで決まる一喝。これがドラクエ10、なんだよなあとおもった一瞬でした。最適とかそういうの、どうでもいいわ。最近そんなことばかり考えていて、楽しめてなかった自分がいた。
楽しい。それがすべてだよな。
武で周回しまぁあぁあす!!!111
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