カルドセクシの冒険日誌

アンドレアルで最強職となったマヒブメ旅だが、
個人的には買い足す装備は何もなかったのでコイン代だけで済んだ。
前々から体上＋盾でブレスガード完全100を実現し、
体下のどくG、足の移動速度9%、さらには防衛でマヒ埋めの
ファルコンウィングを取得済みだったからである。

あわてることが何もなかったのを、たまたま勝ち馬に乗っただけの
結果論と見る向きもあろうが、やはりこれは日々の積み重ねが、
実を結んだのだと思いたい。西川きよし師匠も言うてはる、
「小さなことからコツコツと」と。

昨夜のドラクエTVで発表された、バトマスの大幅強化をうけて
使用武器がのきなみ、高騰するという事態になった。
両手剣の理論値などは久々に、目も眩むような値段に跳ね上がっている。
しかし私は余裕のよっちゃんでver6.1を迎えられる。
両手剣もハンマーも、理論値＋核5に強化済みだからだ。
昨日までならここまで強化するのはよっぽどの物好きか、
変質者であった武器種が一夜で変貌をとげたのである。

私は、どこへ行くのも変質者扱いだったかつての武闘家を思い出した。
武闘家が好きだからスキルを振り続けていたが、
ピラミッドでもコインボスでも大体は門前払い、
土俵にすら上がれなかった。それがヤリを与えられ、
最強アタッカーの一角にのぼりつめたのは誰もが知る通りである。
風向きはちょっとしたことで変わる。我々ができるのは、
いずれくる順風の時にそなえて逆風に耐えることなのだ。
逆風の中で、人知れず刃を研いでおくことなのだ。

逆風に耐えきれず、この世界を去ってしまった人は何人も見てきた。
そのすべてを否定する気はないが、悪罵を吐き捨てていったような人には、
「それ見ろ」とあてつけがましい気持ちになるのも正直なところである。
ひねりも何もないことを言えば、「続ける」ことは何にもまさる。
順風満帆の帆をかかげ、ver6.1はバトマスを満喫したいと思う。