どうやら家の中で、勝手に何かが起こり始めている。
プラコンのつぶやきから、事の経緯を推察することができそうだ。
ヤンチェス
「最近、家の中から物音がするんです。」
「ぜったい入るなって言われてますけど。」
「ご主人が何かひろってきたんでしょうね。」
キキ
「かたづかなくて、ごめんなさい。」
「家具をどれにしようかと、なやんでいて。」
「あーん、決められない!」
悩んでいたのは私ですけどね。設定を思いつかなくて。
ヤンチェス
「最近・・・、」
「なんだか聞きおぼえのある声がするんです。」
「つかれてるんでしょうか・・・」
とりあえず二人は知り合いらしい。
キキ
「とりあえず、必要なものだけ出しました。」
「ご主人はしばらく留守にするそうでして、」
「お部屋は使っていいと言われました。」
いやー、忙しくってね。
シンプルなドワーフ住宅になりました。
ドレッサーは主からのプレゼントです。
ヤンチェス
「いつのまにか娘が来てました。」
「町で仕事をさがすとか言って、」
「しばらく居つくつもりみたいです・・・。」
キキ
「父にみつかってしまいました。」
「仕事をさがしに来たと言っておきました。」
「家出してきたことはナイショなんです。」
キキはヤンチェスの娘であることが判明。
どうやら田舎から、父親を頼って出てきたらしい。
ヤンチェス
「しばらく娘と暮らすことにしました。」
「え?ご主人ですか?」
「庭で寝てますけど。」
キキ
「父と暮らせるように部屋をととのえました。」
「え?ご主人ですか?」
「庭で寝てますけど?」
軒を貸して母屋を取られた。
涼しくってよく眠れるわい。