この話はドラクエ3に関するネタバレを含んでいます。
3はこれから!って方は、読まないでくださいね。
実家の母に、3のリメイクが出たという話をしたのですが。
母「3っていうと、ムーンブルグの王女が出てくるやつね。」
ちゃう、それは2!
3はほら、ルイーダの酒場で、たくさんキャラクター作れるやつ。
母「ああ、勇者を入れずに遊べるやつね。」
確かに一度クリアした後は、勇者抜きのパーティーも組めるけど。
一番印象に残ってるのは、そこですか?
当時のことを思い出してみる。
勇者は最後に「行って」しまうから、勇者の母は、二度と帰って来ない我が子を、そうとも知らずに待ち続けるしかない。
だから勇者のお母さんはかわいそうだと、母は言った。
ゲームをクリアしても、冒険の書を開くと、最後にセーブした時点に戻る。
ひとつだけ違うのは、勇者をパーティーから外せるようになっていること。
なので母は、勇者抜きのパーティーを育成して遊んだりしていた。
冒険者たちは、勇者の実家に寝泊まりしていた。
たしか勇者のお母さんはいつも「おかえりなさい、私のかわいい○○」と、パーティーの先頭の人の名前を呼んでいたと思う。
勇者のお母さんはたくさん養子を育てて賑やかに暮らしているから、さびしくないのよと、母は言った。
母がそう信じたかったように、私も、それが全くの本当ではないとしても、きっと半分くらいは本当なのだと、信じている。
柄にもなくまじめな日誌を書いてしまって落ち着かないので、近いうちにいつものネタ日誌を上げて、今日のことは忘れますね。