私「いい子にしてたか、イルーシャ。」
イルーシャ「どうしたの急に?」
わ「いやなんか、留守番ばっかりさせちゃってて、申し訳ない気がしてね。」
イ「それでデスピサロみたいなこと言い出したのね」
わ「うむ、ついに進化の秘宝が完成したよ。」
イ「まあ素敵。それで頭の上に、もうひとつ頭が生えてきたのね。」
わ「ノリがいいね。
そう、このチカラがあれば、世界をフォロボすことも…」
イ「今かんだ?」
わ「滅ぼすことも可能。」
イ「ピサロさま、そんなことはやめて、私と…」
わ「ロザリー…」
イ「私と二人で…」
わ「どうしてさっきから、ニワトリに話しかけているんだい?」
イ「そっちが本体かと。」
わ「下の頭が本体だよ!?
ていうか、どうしたのイルーシャさん!?
なんか、ちゃんとツッコミできてない?」
イ「ふふ、実は練習したの。」
わ「そうなの?なんか嬉しいなあ。
今までだれも練習なんかしなかったし、そもそもツッコミのなんたるかを、理解してない人ばっかりで」
イ「あのね、子どものころ二人で育ったから、相手が何か遊びを思いついたら、全力で理解して一緒に楽しむようになったの。」
わ「そうかあ…
私もせまい世界で育ったから、なんとなくわかるよ。」
イ「ごめんね、しんみりさせちゃって。
そんなことより、私と二人で…」
わ「ロザリー…」
イ「同盟バトルに行きましょ!」
わ「ぐはぁっ!それかぁ!
ごめんね、あんまり連れていってあげられなくて」
イ「ふふ、じょうだんよ。
回復役はあまりぎみだもの、しかたないよね。」
わ「時間制限もあるし、つい攻撃寄りになっちゃうんだよね。」
イ「でもあなたは、いつも私のこころを装備してくれてるでしょ?」
わ「うん、なんか、身につけてると安心するんだよね。」
イ「それだけでも、あなたと一緒に旅をしているみたいで嬉しいの。」
わ「いざというとき、心強いよ。」
イ「死んでる人たちが範囲外になる位置で呼び出されると、絶望的な気持ちになるけど。」
わ「ごめん!あせると位置調整を失敗するの!」
イ「ふふ、じょうだんよ。」
わ「なんかすっかり、ツッコミ役だね。
じゃあ、これから二人で同盟バトルに行こうか。」
イ「えっ、いいの?」
わ「うん、さくせんを変えればいいってことに気づいたから。」
イ「それは最初に気づくべきだったよね。」
わ「まさか全然攻撃しないとは思わなくて。」
イ「命を大事にって言われたから。」
わ「それはそうだけど、ヒマな時には攻撃してもいいんだよ?」
イ「でもあなたは、ちょっと目を離したらすぐ死ぬから。」
わ「それを言われるとね!
まあとにかく、さくせんはバッチリがんばれで行ってみよう!」
そして相手がガナサダイでもエボルシナーでも、イルーシャの火力は、じゅうぶん通用することが示された。
それなりに貢献できたのではないだろうか。
そのぶん、私が死にまくったが。
イルーシャ「だから言ったのに。」