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笑いの伝道師

アトロポス

[アトロポス]

キャラID
: WM449-331
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 140

ライブカメラ画像

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アトロポスの冒険日誌

2026-08-23 12:46:53.0 2026-08-24 12:46:18.0テーマ:その他

夏の夜の怪談(京極夏彦テイスト)の件

まだまだ暑い日が続きますね
今夜はわたしの考えた怪談を聞いて涼んでいってくださいね(=^・^=)



(本記事はR-15となります 怖いのが苦手な方は"ひきかえせ"にゃん(ΦωΦ)) アナウンスが聞こえる
「間もなく列車が参ります。乗車券はお降りの際、駅係員または運賃箱へお入れください。本日もJR西日本のご利用ありがとうございました」

研修を終えたわたしは駅に配属された。
駅長は"ぶ厚いメガネをかけた"人の良さそうなおじさんだった。
初仕事は改札係だった。「改札の仕事は大変だけど頑張ってくれな」駅長に励まされ最初の客を迎えた。

ピッ ピッ

なんのことはない。乗客の大半はICカードだ。

我々駅員の仕事、こと改札係など今やわずかな出番しかない……いやいや、わずかな機会だからこそ気を抜かずに頑張ろう。きっと人でなきゃ出来ない事があるはずだ。
「ママーきょう駅員さんいる!アレやりたい」
「ほんとだねー。じゃ"帰りはきっぷ買お"うか。」

ほら、切符派の客もいるじゃないか。そう思った矢先、みどりの切符を指にはさんだ客が目に入った。

よし、

「ご利用ありが…ギャーー!!」

イキナリきっぷで目を突かれた!!!

あまりのことにその場にうずくまる

きっぷがまぶたの裏に挟まっているようだ!えっ?これって抜いていいのか?
駅長がすぐに救急箱を持って駆けつけて来てくれた。駅長は"慣れた手つきで"眼球を調べると、こともなげに言った「少しまぶたの裏から血が出てるな。なあにすぐ止まる薬があるから心配ない。つけてあげよう」
「今の客おかしいです!すぐに警察に連絡してください!」

すると駅長は不思議そうな顔でこういった。
「お客様のことをそんなふうに言うもんじゃない。改札係は会社から命じられた仕事だろう。きちんと役目を果たしなさい。」

そう言って俺はまた改札に立たされた。
アナウンスが流れる。

「間もなく列車が参ります。乗車券はお降りの際、駅係員または運賃箱へお入れください。」

いや、待て?今なんと言った?きっぷをどこへ入れるって???

そうこうするうちにスーツケースを引きずった団体客が近づいてくる。その手には1人1人きっぷが握られている。いや、待て、その数はさすがに…!

「ギャッ!」
「ちょっと待って」

「イタイ、イタイ、イタイ!!」


「………もう、やめで ぐはっ ぐださい」

「…ふが」


「………」

「駅員さーん、もう切符入れるとこないんですけど。口も目もいっぱいでー」
「あーすみません。運賃箱へお願いします。」
「もーサイアクー。駅員立ってる意味なくない?"せっかく切符買って"楽しみにしてきたのにー」

「…やれやれ。今の新人は一日も持ちゃしない…しかもこんなに血で汚して…改札がステンレスでほんと良かったよ」



それから1年後その路線は無人駅になった。







少しは涼しくなった?
良かったらどこが怖かったか教えてね
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