誰しも、誰かに必要とされている。そんなお話。
皆様。おはうおーございます。
メイアです。 (。◠‿◠。✿)
今日は前回のお話の続き。
少し元気の無い、チムメンのお話。
心の病は、周囲の人も不幸せにする、怖い病でもあります。
では、早速いってみましょう。
<心の病>
『 仕事人 』として、残念ながら、良く聞くお話。 心の病。
職業柄、あたしも良く目にします。心が病んでしまった人。目が濁って、焦点の合わない人。
普通に会話してくれるけど、その言葉に破棄は無く、気がつくといなくなっている人。
『 まじめな人ほど、病みやすい。 』
その病気は、当人にとっても辛いものですが、周囲の人達も同じように負担がかかります。
彼女のように、そのリタイアした人の穴埋めのために、負荷が増大する人も、
今までたくさん見てきました。
彼女にとって、理不尽な状況。けど、責任感のある彼女は、それでも頑張っている。
気持ちは痛いほどわかります。
まじめな人で発症した病が、まじめな人に間接的に感染していく、負のドミノです。
彼女はその負のスパイラルに巻き込まれた一人だったのでしょう。
とても辛い状況であることは、想像するに難くありません。
『 そっかぁ… 』
気持ちは凄く判るが故に、言葉がなかなか続きません。
疲れきっている彼女にかけるべき言葉がなんなのか。
頑張りきっている人に、それ以上の 『 頑張れ 』は禁句。それは知っています。
チムメンの一人が言ってくれました。
『 とりあえず、適当にやろ 』
みんなもその意を汲んで、続いてくれました。
『 うん、倒れちゃ元も子もないから 』
「 倒れないでくださいね 」
『 てきとーにやってえーんやでー 』
「 いや、適当じゃダメでしょうwww 」
優しい友人達の言葉。
とても暖かい言葉です。
そして、その中の一人が、言葉を続けました。
実は、あたしのチーム。彼女のお母様も、チームに入っています。
( 親子でドラクエを楽しんでいるんです。素晴らしい事ですよね♪ (。≧w≦。)~♪ )
そのお母様。あまりチャットでは話されないのです。
自分のお子さん程のメンバーだらけですから。なかなか話しにくい事もあるでしょう。
けど、そのお母様が。その時だけ一言。彼女に向けて呟かれました。
『 がんばりすぎないこと 』
短いけど、親が娘を案じ、いたわる優しさの詰まった一言。
心に響きました。
社会人として、仕事人として、踏ん張るべきタイミングは確かにあります。
仕事人のプライドとでもいうのでしょうか。
プロジェクトを、与えられた仕事を完遂しなければいけない、義務感、使命感を帯びる事。
仕事に生きる事は、決して間違ってはいません。この社会を支えてくれている、
仕事人の皆様には、惜しみない感謝の念でいっぱいです。
けど、それで個人が倒れては意味がありません。奴隷じゃないのですから。
幸せになるべきなのは、会社じゃない。個人なのです。
あたしなんかが言うまでもなく、お母様もその事はご存知でしょう。
でもそれ以上に。大切な自分の子供なんです。
お母様の言葉は、短く。けど愛情に満ちた、親が子を思いやる一言でした。
『 うん、みんなありがとー >< 』
彼女は返してくれました。
どことなく、声も明るく聞こえた気がしました。
見守ってくれる、愛してくれる親がそばにいる事。優しい言葉をかけてくれる人がいた事。
ティアでの、ちょっとした一瞬の光景。けどあたしには、沢山の優しさと愛が詰まった。
雨空の中、一瞬だけ雲が切れて、光が差し込んだような。
そんな一瞬に映ったのでした。
~Fin~
※次回は5月28日(水)の朝アップです。