気心の知れた4人の仲間で古き神の遺跡を目指したときにそれは起こった。オリエンタシスがドロップするようせいの首飾りを求めてリャナ奥のダンジョンを目指したのだが、メンバーが別々の世界に飛ばされ永遠の離別となってしまったのである。
ニャムシカは、メンバーを待つ間にあらかじめルートを確認しようと、先鋒としてソーラリア峡谷に出向いた。なかなか牧歌的でメッサーラが草でも食んでそうなアルプス風の美しい地形である。高値で取引されるキラキラも豊かで、あちこちに散在する魔物も概しておとなしい。これなら奥まで行っても安全だろうと踏み仲間のところへ戻った。
4人がそろって真のリャナ荒涼地帯からソーラリア峡谷に入ろうとしたとき、妙な違和感を覚えた。仲間を待つか先に入るかと尋ねられた。クエストに関係のあるエリアに入る直前によく聞かれる質問なのだが、まあ入れればそれでいいやと全員で入ることにした。
入ってみるとさっきと風景が違う。打って変わった視界には上から下がった土柱にオドロオドロしい洞窟が映っている。曲がりくねった道が奥深くに続いており妙な巨大な生き物だか乗り物だかがぐるぐる飛んでいる。ここはいったいなんなんだ!?
仲間4人のうち2人は、そういえば以前このダンジョンに来たことがあると言った。記憶を手繰ると、とあるクエストで来たらしい。パーティリーダーはそのひとりで、No.350のクエストをクリアしている。ところが2人はクリアしていない。
今回はソーラリア峡谷を通って古き神の遺跡に行きたいわけで、たぶんクエストのフラグによって入る場所が変わるのではないかということで、クリアしていないニャムにリーダーを代わった。
ところが入ってみると仲間が2人しかいない。おーいどこだーどこにいるんだーと遠くから声が聞こえて(こない)。崖の下にでも転落したかと覗いてみたがどこにもいない。会話はできるのだがまったく別々の世界を見ている。
これはいったいどういう現象なのだと、リーダーを変えたりパーティを2つに分けたり、バラバラに入って再度パーティを組んだりと、オリエンタシスもそっちのけで実況見分を始めた4人だった。
・クリアしたパーティリーダーのとき全員がねじれたる異形の大地に入る
・クリアしていないリーダーのときクリアしたキャラはねじれたる異形の大地に、クリアしていないキャラはソーラリア峡谷に入る
・パーティを解散して入るとそれぞれ2つの世界に別れる
・ソロで入ったあと、峡谷にいるクリアしていない側がクリアした側をパーティに誘って入り直すが結果は同じ
つまりクエストをクリアしてしまうとソーラリア峡谷とその奥には入れない、という結果だった。さらに仲間の一人は、クリアしていないまたはクエを受けていないキャラは本来入ってはいけないはずでは?と怪訝な表情だった。
その後もああだこうだと分析をする4人だったが、複数の条件から起こる現象の要因をゲームの内側から推測するのはなかなか難しい。結局これこれこういう事態だと運営に報告して今日のところはやめようということになった。
ねじれたる異形の大地はなかなか荘厳なダンジョンで見応えがある風景なのだが、撮ったスクリーンショットは残念ながらソーラリア峡谷ルート探索時のこの1枚のみである。
などと、冒険風に書いてみた(´∀`;)ゞ