注意…この日誌にはver3の若干のネタバレが含まれています。
どうも、あのおとこです。
突然ですが、アストルティアという世界の、なんと多様性に満ちたことか。
我々は身体的特徴や思想信条が違うだけのホモ・サピエンス同士でいがみ合っているというのに、アストルティアには五大種族+αという、おそらく分類学で言うとこの"網"から違う種族たちが分け隔てなく交流している。これほど素晴らしいことはないですよね。
しかしながら、そんな多様性世界アストルティアにおいて、高度に発達した四肢と知能、それに裏付けられた文明を持ちながら、ヒトではなく"魔物"にカテゴライズされ、野生動物同様の扱いに甘んじている種族がいることをご存知でしょうか?
今回は国際社会に未だ認められていない人種について、紹介していきたいと思います。

その種族の名は、くびかりぞくです。
主にナドラガンドの闇の領界等に住んでいる狩猟民族ですね。
布の服と鉄の斧を装備しており、紡績・製鉄といった高度な技術を習得した"ヒト"であることは疑いようがありません。
しかし、目を向けるべきは高い知能や技術よりも、明確に文化・信仰を持っているという点でしょう。
くびかりぞくをみやぶった際の説明がこちら
一人前として認められるため新月の晩 ひとりきりで獲物を仕留めに旅立つ。失敗したら一族から追放される。
おそらく氏族単位での集団生活を行っているという点からも高い社会性が伺えますが、何より狩猟民族における典型的な"通過儀礼(一人前の儀式)"を行うという点は特筆に値するでしょう。
そもそも、現実世界に無数に存在する"首狩り"の文化ですが、基本的に精霊信仰や権力など、高度な思想に基づいて行われてきました。
日本の侍が行った“首級をあげる“という行為も立派な首狩りのひとつです。
敵の大将首を狩ることで恩賞に預かり、権力を高め、家を守る。
社会的地位に絡めた首狩りが行われてきました。
上述の事例から、"首狩り"を行うということそのものが高度な文化を持つことの証明と言えそうです。
道具を作り、コミュニティを作り、文化を持つ。ここまで揃えば彼らは十分に"ヒト"と呼べる存在なのではないでしょうか?
なぜ我々はヒトであり、彼らは魔物なのか?
その謎を解く鍵は"くびかりぞく“という名前にあります。
すでにお気づきかもしれませんが、彼らはかつて種族として承認を受けていました。
"未承認"の部族ではなく、“承認を取り消された種族"というべき存在なのです。
なぜ彼らは魔物に堕とされたのでしょうか?
その理由はおそらく、くびかりぞくがドワーフの種族神・ワギによって生み出された第6の種族であったからでしょう。ドワーフそっくりの緑肌がその証拠です。
ver3をクリアされた方はご存知の通り、闇の領界の竜族は、かつての大戦において毒を用いた卑劣な戦法でワギの怒りを買い、自らが汚染した闇の領界に閉じ込められた者たちの末裔です。
そしてその際、闇の領界に閉じ込めた竜族を監視する目的で生み出された第6の種族こそが
"闇の民"くびかりぞくなのでしょう。
しかし、ワギに恨みを持つ竜族との争いの末、くびかりぞくは敗北してしまった。
そして闇の領界の片隅に追いやられたくびかりぞくは、竜族によって"魔物"と認定されてしまったというのが歴史の真実であると私は確信しています。
これが永い間語られなかった、誇り高き狩猟民族を襲った悲劇なのです。