テーマ【カバートアグレッション対策】
【カバートアグレッションとは?】
コミュニケーションの中で隠れた攻撃性を持つひと。こっそり相手の評判を落としたり、相手を自分の都合のいいようにコントロールしようとする人。
【カバートアグレッションが使う話し方】
●相手の感情を煽る
怒り、悲しみ、焦りなど相手の感情を揺さぶった上で自分は平静に振る舞う。周りから見たら相手の方が悪く見えるよう仕向ける。
●質問や相談を装う(被害者を装う)
あの人にこんな事言われたけれどどうすればいいですか?など誰かを悪物に仕立てつつ自分を擁護してくれる人を作ろうとする。相手や第三者をベタ褒めして自虐や悪口を引き出そうとする手も使われる。
●聞き上手で口が軽い
過去のエピソードを上手く聞き出し、その人のイメージダウンになるような事を仕入れて言いふらす。
よりイメージを悪くするためにでっちあげや話を盛る事も多い(本人は嘘と思っていないケースもある)
●一般論を多用する
一般的にはこうだよね?社会人としてどうなの?
など自分の意見ではなく一般論を話す。
反論しても自分の意見ではないと逃げられる。
●仕方ない・可哀想を引き出したがる
知らなかったなら仕方ない、あの人なら仕方ないなど許される立場に立ちたがる。無知を装って他者へ責任が向くような話し方をする。
【身近な人ほど使いがち】
●家族 ●恋人 ●学校の友達 ●職場の同僚など
【狙われやすい人】
●立場が下のひと
●自信のない人
●反撃のリスクが低い人
●味方の少ない人
【カバートアグレッションの対処法】
●反発したら負け
感情的になったり、反発すると相手の思う壺。
落ち着いて冷静に受け流す。
●目的を知る
相手が何を思って攻撃するかを知る。悲劇の主人公になりたい、相手を陥れたい、相手に特定の行動を促したいなどに気付けば冷静になれる。
●ターゲットにされないようにする
安易に自分のプライベートや他者の不満などを話して攻撃の隙を与えない。ターゲットにされやすい特徴を持つ人は下記の対策をすると良い。
●普段から周りの人と仲良くする
周りの人と良好な関係を築いて味方を作っておく。味方が多い人は攻撃しづらい。出来る人はカバートアグレッションの人すら味方に引き込み、抑止や根回しをするのも良いかも。
●興味を示さない(無視は注意)
予定があるなど正当な理由をつけて早々に立ち去る。無視はターゲットになる隙を与えてしまう可能性があるので注意。人付き合いをあまりしたくない人は必要とされる役割を担える立場やスキルを持つと良い。
【ひとことコメント】
勉強会の参加…日誌を読んでいただいた方…。
ありがとうございます…。
カバートアグレッションは気付けるかが大事です…。いかに攻撃の隙を与えないか、攻撃されづらい環境を作るかで狙われにくくなります…。
狙われにくい環境に身を置き…カバートアグレッションの兆候が見えた人には冷静に対処しましょう…。
50分近くの延長のお付き合い…
ありがとうございました…。
それでは…。