■8章 イベント当日
さて、イベント数日前
7つの物語に生まれた緩やかなつながりを、イベントの進行にも活かすことにしました
一般的なハウジング見学会は、『説明→自由見学→時間終了と共に次の家へ』という流れになります
この自由見学の後に、次の物語への展開を組み込むことにしました
各自の白チャットが完成すると、今度は実際に現地を巡りながらリハーサルです
実際にお客さんがそこにいると想定して動いてみると、頭の中だけでは気づかなかった問題が次々と見えてきます
修正しては試し、また修正する
掛け合いも、何度もタイミングを確認し、
リハーサルは、本番開始10分前まで続きました
一方、告知への反応は、開催一週間前あたりから少しずつ広がり始めていました
反応を見る限り、興味を持ってくれている人はいる
それでも、その人たちが本当に当日来てくれるかは分かりません
やることはすべてやった
それでも、やはり本番を迎えるまでは不安でした
そして、8月29日22時
『ハウジングトラベル』出発
蓋を開けてみれば、会場には想像を超える数のお客さんが集まっていました
そしてラストの記念撮影
全員を表示しきれないほどの旅行者が集まった光景を見た時は、少し感動もしました
イベント後には、たくさんの感想もいただきました
その中には、
『ハウジングイベントに参加したのは初めて』
『告知を見て気になって来た』
という声もありました
こうして、半年以上かけて準備してきた『ハウジングトラベル』は、無事に終着地へ到着しました
あの時思い描いた、最後は皆で楽しく『大成功だったね』と笑い合う
その目標がようやく果たされた瞬間でした

■あとがき 旅が終わってから
イベントを終えるまで、ひとつ気になっていたことがありました
物語と旅の体験を前面に出すことで、本来のハウジングそのものの魅力や、ハウジング技巧が見えにくくなってしまうことです
そこでイベント終了後には『おすすめモデルコース』を公開しました
本番と同じ流れを辿りながら、それぞれのハウジングの見どころや工夫も紹介しています
イベントでは、物語の中を旅する体験を
その後の再訪では、じっくりとハウジングそのものを味わう時間を
もし興味を持っていただけたなら、『おすすめモデルコース』を片手に、もう一度7つの作品を巡ってもらえたら嬉しく思います
オープンハウスは9月27日まで公開中です
今回のイベントでは、実際にやってみなければ分からなかったことも、たくさんありました
反省点を挙げればキリがありません
振り返ってみると、主催者という遊びは、数値責任を一切負わなくていいプロジェクトマネージャーに、少し似ている気がします
私の場合は、仕事で身につけた考え方をアストルティアに持ち込み、ゲームだからこそできることを試し、そこで得た経験を、またリアルの仕事へ持ち帰ることもありました
遊んでいるのか仕事をしているのか…だんだん何をしているのか分からなくなってきます。。
ただ、きっとこれは仕事に限った話ではなく、絵を描くことでも、写真でも、ファッションでも…
リアルで好きなことや得意なことが、アストルティアでは新しい遊びになることがある
そして、そこで始めた遊びが、今度はリアルの自分に何かを持ち帰ってくれることもある
そんな風に考えると、運営が14年間提供し続けてくれたアストルティアという場所には、まだまだ私たちが見つけていない遊び方があるのだと思います
次は、どんな遊びが生まれるのでしょうか
それを楽しみにしながら、今回の長い旅の記録を終わりたいと思います
ハウジングトラベルに関わってくださった、
全ての皆様
サーマハイドさん、うしさん、マキナさん、エリリンさん、ドゥナさん、シマツバさん、ジュッシンさん、ざぶさん、カミラさん
本当にありがとうございましたm(_ _)m