バーン「ハドラーよ、真のドレアとはなにか分かるか?」
ハドラー「は、ははぁー!!つまりコスプレでしょうか!?」
バーン「違うぞハドラー、余は常々こう思っておる。真のドレアとは自らのチャームポイントをアピールするものだと」
ハドラー「はあ…」
バーン「下の写真を見よ」
ハドラー「これは…賢者セティと……だれでしょうか?」
バーン「うむ、一見、賢者セティが変態バニーの匂いを嗅いで『良~い匂いだ~』と言っているような写真にしか見えぬこの写真からではバニーの人物が誰かは分かるまい」
ハドラー「は、はい!」
バーン「それも当然であろう、何故ならバニーとは誰が着てもその価値は変わらぬモノ、人の本質は見抜けまい」
ハドラー「た、確かに!」
バーン「ではそれを踏まえてこちらを見よ」
ハドラー「こ、このバニーはだいまおうリリアンヌ!?」
バーン「そう、これを見て余は気づいたのだ。
特徴さえあればどのような衣装であってもその人物が分かると」
ハドラー「なるほど!」
バーン「では下の写真を見よ」
ハドラー「こ、これはツダ!?なぜ奴がここに!?女風呂を覗いた罪で収容されたはずでは!?」
バーン「ふふ」
ハドラー「バーン様?」
バーン「後ろ姿だと言うのに何故これがツダだと思うたか?」
ハドラー「そ、それはこの特徴的なはねぼうしが……ああ!?」
バーン「気付いたか、そう…ツダと言えばはねぼうし、なんの特徴のない顔立ちのツダが何故ここまで特徴的か……ひとえにはねぼうしというチャームポイントがあるからだ」
ハドラー「なるほど!?」
バーン「分かればドレアはコスプレなどと二度と抜かすではないぞ」
ハドラー「ハハァー!?大変失礼しました!!」
バーン「……して、そなたを呼んだのは別の理由があってだな」
ハドラー「はい?」
バーン「この脱獄したツダを捕まえてこい」
ハドラー「はい、捕まえました!」
バーン「ウム、行って……早いね!?」
ハドラー「寝落ちしていたのを発見しました!!」
バーン(セティ)「ホントだ」
ハドラー(よつみ)「だしょ?」