ニカヨニの冒険日誌

今回は私自身もスゴく以前に関わり合って
信頼していた友人からのメッセージより
私なりに見送りたいお気持ちから執筆致します。

その彼は生まれ持っての視覚障害を持つ方ですが、
今尚強く生き抜いている素晴らしい男です。

そして耳が聞こえない障害をカバーするため、
【聴導犬】を常に相棒として共に過ごしています。

ですが、先日その相棒「サスケ」くんが病で苦しみ
点滴などで一時は快方へと向かっておりました!!!

ですが、別れは突然何の予告なく訪れてしまいます・・・

2020年7月27日未明に息を引きとりました。
余命12歳。

彼からはその翌朝に繋がっているLineグループより
そのご報告を教示しました。

さすがに私も「サスケ」くんとは何度か接した事もありますし、
現在我が家でも黒のトイプードルを家族として迎えてるので
よりそのショックは大きく切なくもなりました。

「サスケ」くんはグレーのトイプードルです。

息を引きとる前の画像を私は見ていたのですがかなり痩せていて
哀しい瞳をしていました。

ですが、最後は動物病院ではなく彼と共に過ごして
天へと向かったのだけ幸いかと想います。

彼もまだ気持ち的に整理が付かない状況ではありますが、
そんな彼のパートナーとして一生涯尽くした
「サスケ」くんへ私よりご冥福をお祈りします。

障害者への補助犬イメージは盲導犬しか浮かばないかもですが、
耳の不自由な方へのパートナーとして【聴導犬】も居る事実を
今回の日誌を通じて知って下されば幸いです。

まだまだ認識が少ないため店内への入場で差別的拒否される事も
かなり多いですが貴方がもしそうした方を見かけた時には
是非とも暖かく見守って下さると嬉しいです。

私も過去に彼とあるお店（盲導犬可の店）に入店するなり
拒絶された事に激怒して店長を呼び出し思いっきり叱って
理解させた事もありました。

必ずそうした方は「聴導犬」とわかりやすくゼッケンを着た
上着を着せて連れていますからね。

もしそんな方を見かけたらどうか暖かく見守り、
彼らの耳代わりのなってあげて下さいネ!!!!!

「サスケ」くんへ・・・
我々にもココロニヒビク支えを分け与えて下さり
ありがとうござました!!!

どうか天より彼をずっと見守ってあげて下さい。

草々　ニカヨニ拝