久々に、数学の攻略日誌を投稿することにしました。
パート1では1次方程式(中1)、パート2では連立1次方程式(中2)、
パート3では3元連立1次方程式(中2)、パート4では2次方程式(中3)の
攻略法を教えます。今回は1次方程式を解くための準備をしていきますが、
1次方程式は頑張れば小学生でも理解できると思います。
ぜひぜひ、予習・復習として見ていただけたら嬉しいです。
<まず、方程式って何?>
「方程式」という言葉が出てきました。中国語みたいですねw
簡単にいうと、謎解きみたいな感じです。
分からないところを解明していくイメージです。
例えば、「○+3=5 ○に入る数は何ですか?」というのが
方程式の例です。○にはそう、2が入りますね。これでもう
方程式が解けちゃいました。答えを書くときは○=2と書きます。
数学の世界では○とか□とかはちょっとダサいんで、
何が入るか分からない数のことをxやyなどの
アルファベットで書くことが多いです。基本的にはこのxとかyを使います。
xやyなど、文字を使って表される式のことを文字式と
いいます。今から文字式のルールについて教えます。
① 数字×文字の場合、×を省略する。
例) 4×x → 4x
② 数字×文字の場合、数字を先に書く。
例) x×4 → 4x ※x4とは書かない。
③ 文字×文字の場合、アルファベット順に書く。
例) y×3×x → 3xy ※3yxとは普通書かない。
④ 1×文字の場合、1を省略する。
例) x×1 → x ※1kgのkgは単位なのでkgと省略できない。
⑤ 文字式だけでなく、整数にならない場合は仮分数にする。
例) 1.5x → (3/2)x , 1.5 → 3/2
帯分数にはしないでください。1と(1/2)xと書いてしまうと、
1×(1/2)xのような誤解を招く恐れがあります。
⑥ 同じ文字同士でかける場合、指数を用いる。
例)5×x×x×x → 5(x^3)
x^nとは、xという文字をn個つかってかけ合わせるという意味です。
2^4は2×2×2×2ということです。ちなみに2の4乗と読みます。
ただ、これはネット表記です。テストで書いてはいけません。
数字、文字の右上に小さく何乗かを表す数字を書いてください。
xの3乗という式を書くときは、xという文字の右上に小さく3と書くのです。
基本的なルールはこのようなところでしょうか。
それでは、練習問題に挑戦していただきます!
(練習問題)次の式を文字式のルールに従って表しましょう。
(1) (y/5)×x×5
↑y/5とは、5分のyという意味です。
これもネット表記の書き方で、/(スラッシュ)の右側が
分母、左側が分子となります。
(2) -0.5×x×y×x×x×7
▼(練習問題解答)▼
(1) (y/5)×x×5 → 5×(x×y/5) → 1×x×y → xy
(2) -0.5×x×y×x×x×7 → -(7/2)×x×x×x×y → -(7/2)(x^3)y
xの右上に小さく3と書いてあれば正解となります。
いかがでしょうか。次回1次方程式を投稿します。
3x+5=17の意味は分かりますでしょうか?
3×x+5=17ということですからね。×が省略されていることを
お忘れずに。そしてお楽しみに~(殴w
分からないことなどありましたら教えてください。