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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2022-04-02 21:45:27.0 2022-04-04 00:12:08.0テーマ:その他

ペペロンチーノ① (※Ver6・0までのネタバレ注意)

焚き火の上のフライパンに敷かれた
デリシャスオイルの上で、輪切りにした
ニンニクと、乾燥ドワチャカガラシが踊る。

ニンニクに良い感じに焦げ目が付いてきたら
薄切りの塩漬け肉と、玉ねぎ…
( は持ち合わせがないので、
  半月に切ったまんげつ草で代用だ。)
を加え、塩を少々と、
魔法の小瓶から、聖水を数滴加えて…

まんげつ草に良く火が通ったら、
茹で上げた乾麺を投入。
ついでに茹で汁少々。さらに塩コショウで
再び味を調えつつ、もうひと炒め。
水分が飛んできたら火から下ろして
適当に皿に盛り…よし!完成…
って、おっと忘れてた。

ここに、みじん切りにしたヌーク草を
ひとつまみだけ散らすのがランガーオ流ね。


『 はいよ。旅先なもんで、
  凝ったモンは出せないが。 』


目の前のオッサンに、
パスタの木皿と、フォークを差し出す。


『 ふむ… 』


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


オッサンは、怪訝な顔をしながらも、
差し出されたパスタを口に運んだ。


『 辛い!なんだコレは! 』


『 そりゃペペロンチーノだからね。
  甘くはないわな… 』


『 ぺ、ぺぺろん!?辛っ
  なんだそれは!辛ーッ! 』


腹が減っていたのだろうか。

辛い、辛いと言いながらも
すごい勢いでパスタを口に運んでゆく
この見ず知らずのオッサンの背中には…
なんか…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆




……『 翼 』が生えていた…。




☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


ここはレンダーシア大陸、
飛竜舞う天険、ドラクロン山地。

今は清流のほとりの横穴近くに、
焚き火を起こし、
キャンプを張っているところだ。


…魔界での最後の戦いから、早数ヶ月。
あの時の傷を癒したおれは、
魔物討伐の依頼を受けて、
この山へと足を運んでいた。

いや…どちらかというと、討伐の仕事は
「もののついで」というやつで…

実は、おれは昔から、
『戦士としての壁』にぶち当たった時、
いわゆる「山ごもり」をしに
何度かここを訪れている。

ここを選ぶ理由はただ…
子供の頃好きだった物語に出てくる
「竜騎士」と呼ばれる人物が、
似たような場所を修行の場としていた
という、しょうもないモノなのだが…

とにかくおれは、あの戦いを通じて、
騎士としての己の技量に、
ある種の限界を感じつつあったので、
ここを訪れたという次第なのである。

そして…
討伐の仕事は早々に果たして、
これからとりあえず数日は、
この山の静かな場所で、剣でも振りながら
己と向き合う時間を作ろうと
思っていた、その矢先の事だ。


「空から天使が舞い降りてきた」なんて言えば
聞こえは良いが…まあ…アレだ。

要は、偶然通り道に行き倒れていた、
羽根のアクセを着けてる
おかしなオッサンを拾った、と。


『 で…あんたは一体何者だい?
  何でこんなところに? 』


ずびび、と豪快にパスタを啜るオッサンに
素朴な疑問を向ける。
すると…


『 ふむ…下界の者との
  コンタクトは
  避けねばならんのだが…
  この姿を見られたからには
  もはや隠し通せまいなあ。 』


…彼は実に、ぶっとんだ事を
のたまい始めたのである。


『 ?? 』


『 見て解ると思うが、
  実はワシな…

  【 天使 】
 
  なのだよ。  』


『 天…使…? 』


『 うむ。 』


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



まあ…最近暖かくなってきたしな…


『 おい、貴様なんだその目、
  さては信じてないだろう。 』

『 い、いや… 』


…うんまあ普段から、メギとか行ったら
羽根はおろか、ドレスを着たオーガ男や、
女学生の服に身を包んだドワ男とか
普通にいたりするしな…
羽根を着けたオッサン程度で
驚いていては…このアストルティアでは
生きて行けn『 おい貴様!
        なんだその妙な間はッ!
        本当だぞ!
        本物の天使だぞワシ!』


『 あーうん。
  オッサン天使、マジ天使。 』


『 貴様ーッ!
  絶対信じてないだろーーッ! 』



~~つづく~~
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