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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 138

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ザラターンの冒険日誌

2026-01-24 22:39:32.0 2026-01-25 22:46:01.0テーマ:その他

サバの味噌煮(3)(※ver7.2までのネタバレ注意)

アレナにコンタクトを図ってきた、
旧エテーネ王国の王族、パドレ卿。

彼はなんと、今回の件について、
真相を知っていたようでー…

アレナをはじめとした、
あの日あの時、キィンベルの広場で被害に遭った
ごく少数の人達と、その関係者達を
自らの屋敷に招集し、密かに説明会を開くという
話になったのだった。


おれもアレナに同行を希望してそれに参加し…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


卿の説明を受け、
そこで初めて【 創失の呪い 】と呼ばれる、
恐るべき呪法の存在を知る事になる。


おそらくは、ほとんどの人が
真相を知ってなお、
『信じ難い話』だと思ったに違いない。

だが、おれの場合はむしろ、
【創失】という現象について
幾らかの前知識を持っていた事もあり…

今回の説明で、多くの疑問がみごとに繋がり、
ストンと腑に落ちる結果になったのだった。


( しかし、創失の呪い…だと…


改めて考える。

この【呪い】という呼称はすなわち…
創失という現象を、
『強制的に他者に付与する手段』の存在を
意味しているという事だ。


それを理解した時、
おれはその事実の恐ろしさよりもー…



強い『憤り』を感じたのを覚えている。


ー…たとえば、親友。
  たとえば、恋人。
  たとえば、家族ー…


そんな大切な存在が、
ある日突然、何者かに創失させられたとして…


己は『それ』に気付くことすら許されず。

その人との出会いも、思い出も…
最初から全てが無かった事になって。

それでも、ヘラヘラと笑って生きてゆく。


( 冗談じゃない…
  そうなっても『おれ』は
  『変わらずおれ』だと言えるのか…!?


そんな呪法が、もし本当に
人為的に可能なのだとしたらー…

多くの人の存在と、
それに関わる記憶を操作できるのだとしたら。


…実際おれは、アレナが目の前で消えた時も、
その事実を即座に忘れ去り、
笑って日常に戻っていた。


…いいや待て、本当に彼女だけなのか?


もしかしたら最悪、アレナの他にも、
『消えてしまった大切な誰か』が
居ないとも限らないじゃないか。

それに気付きもしないで、
己が日々、能天気に過ごしているのだとしたらー…


…なんてことを深く考えれば考えるほど。


自分の大切な思い出も、歩んできた人生も。
人々の血と汗と願いが、
連綿と紡いできたこの世界の歴史さえも。

極論、すべてが歪で、滑稽で…
無価値に見えてしまいそうになる。


…この呪法の行使者は、
絶対的な侵略者だったジア・クトや、
あの大いなる闇の根源よりも。
ある意味では、よほどタチが悪いと言えるだろう。


( …胸糞悪ぃ!こんなんじゃ、
  手前のことすら
  信じられなくなりそうだ…!!


…気が付けば、
パドレ卿の説明も終わらぬ内に。
おれは彼に、この件に対する協力を申し出ていた。


『 こう見えて、おれは一端の冒険者です!
  何か力になれる事があればー…!
  
  
この申し出に、卿はわざわざ 
おれの手を取って喜んでくれた。

聞けば彼もあの日、
あろうことか奥方を創失していてー…
そしてアレナの帰還と同じタイミングで
取り戻していたのだという。


その胸中…悔しさや憤り、無力感や自責の念など…
は、おそらく おれの比ではあるまい。

彼の気持ちが少しでも解る者としても、
おれは決意を新たにー…うん?


『 ありがたい。その申し出に感謝する!
  だが…
  それには及ばないな。

『 はい?


卿はおれの手を取ったまま、
その強面をわずかにほころばせた。


『 実は…この件は、
  すでに解決済みなんだ。


『 …え??


『 【燈火の調査隊】の
  素晴らしい活躍でな。


『 は、はい!?


『 その調査隊も、
  晴れて解散の運びとなったようだが。


『 は…はいいィィッ!!?
  ちょ、待っ…!


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 そうだね。
  創失したパドレ卿の奥方を、取り戻す!

  …というのが
  調査隊の大きな目的の一つだったというのは、
  紛れも無い事実だよ。

『 なんだよ…
  そんなん、ひとつも聞いてなかったぞ…

『 いや文字通り、
  ひとつも聞かれなかったものでね。


再びゼニアス、始まりの地。
すずしげな顔でしれっと語るドゥラ院長を前に、
おれは脱力するのだった。



~つづく~
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