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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 138

ライブカメラ画像

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ザラターンの冒険日誌

2026-01-31 21:58:41.0 2026-01-31 23:19:21.0テーマ:その他

サバの味噌煮(4)(※ver7.2までのネタバレ注意)

結局、【創失の呪い】について…

パドレ卿から得た説明と、
ドゥラ院長を詰めて得られた情報を纏めると
こうだ。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


アストルティアが創世されるよりも、
もっと、ずっと、ずっと昔。

とこしえのゆりかごと呼ばれた世界…
つまり『果ての大地ゼニアス』を、
ジア・クト念晶体が襲撃した。

形勢不利と見たゼニアスの創世神、
【 グランゼニス 】は、
自らの娘でもある若き女神、
ルティアナに創生の秘技を託し、
箱舟に乗せて世界の外へと逃す。

女神ルティアナは、
永き漂流の果てに辿り着いた宙域に、
新世界【アストルティア】を創世する事に
なるワケだが…


…とまあ、ここまでは。
アストルティアの住人である
おれ達にも馴染みがある、古い神話。

今回問題となったのは、
ルティアナ神を逃して後の
【ゼニアスの話】だったのである、



…ゼニアスに残った主神、グランゼニスは、
そのまま世界が、なす術なく
ジア・クトに蹂躙されるのを良しとしなかった。

奴らへの対抗処置として取った、最後の手段。
それこそがー…

【 創失の呪い 】と
呼ばれる呪法だったのだという。


呪法のチカラは凄まじく、
ジア・クトという種、全体を蝕んでゆき…
結果、奴らを撤退に追い込む事に成功した。
しかしー…

呪いのチカラは、凶悪な諸刃の剣で、
それを生み出した主神にすら
制御する事ができなかったのだ。

ゼニアスそのものを創失させんばかりの呪法の暴走を抑える為、主神は呪法ごと自らを封印し、
永い、永い眠りについたのだという。


と、この話は一旦、置いといて…


しばらく前、キィンベルで起こった創失騒動の
直接的な原因は、先のジア・クト侵攻の際に、
奴らを蝕んでいた創失の呪いが、
我らが世界、アストルティアにも飛び火…
言わば伝染した、という事だったらしい。


つまり…これを放置すれば、
アストルティア全土すらも、
いずれは創失してしまう事になる。


キィンベルで創失した人を救う為、
そして、ひいては世界を救う為…
可能性を求めて、ゼニアスへ。


これこそが【燈火の調査隊】が帯びていた、
裏の使命だったというワケだ。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


ゼニアス入りした調査隊を導いたのは、
主神グランゼニスと同じく
ゼニアスの地に封ぜられていた、主神の娘にして
女神ルティアナの姉神でもある存在…

【 女神ゼネシア 】

だった。


ゼネシア神を解き放った調査隊は、
その加護と導きの下にゼニアスを東奔西走…

結果として、呪いの大元である
グランゼニス神を目覚めさせるに至り…

その主神の意向の下、彼の神自身に引導を渡す事で
創失の呪いそのものを、
綺麗さっぱり消し去ることに成功したのだった。


だが、過去に呪いで消えてしまった者達、
その全てが戻ってきたワケでは無いらしい。

創失の呪いを受け、
他者から認識できなくなってから、
実際に その存在が消えてしまうまでには、
しばらくの猶予があるらしく…

完全に消え去ってしまうまでに
呪いから解放する事ができた人達だけならば、
救う事ができたのだそうだ。


( アレナも、パドレ卿の奥さんも
  多分、危ない所だったんだな…

  他に誰が消えてたかは、
  普通の人間には認識すらできない、てか。
  文字通り、神のみぞ知るってヤツか…


聞いた話だが、神々のような力ある存在ならば
他者の創失からくる
記憶改竄の影響を受けないで済むらしい。

今回のような とんでもない事件が
無事解決したのも、
誰かの創失に、いち早く気付いた者がいたから
だろう。

そうでなければ最悪、誰ひとり気付く事なく。
ひっそりとアストルティア自体が
消え去っていた可能性すらある。
まったく、恐ろしい話だ。


( 創失に対抗する術…
  それは単純に、身に秘めた創生のチカラの差か、  それとも…
  世界の管理者たる者の
  特権みたいなものなのか…?


なんとなーく、
高い所から世界を俯瞰で眺めている
神様の様子を想像してみると…

自分がなんだか、箱庭の中で踊っている、
小さな人形でしかないような気持ちになってきて、
おれは考えるのをやめたのだった。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


しかし…

良くも悪くも怒りの矛先を失い、
クーの記憶探しも行き詰まっている今…
おれ達は次に、何を目指すべきか。

そんな話を仲間達としているとー…


“ ふふー、こういう時はー… “


吟遊詩人が、曰くありげに微笑んだ。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



“  息抜きっ!! “


~つづく~
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