目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 140

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

ザラターンの冒険日誌

2026-08-30 22:31:46.0 2026-08-31 00:00:12.0テーマ:その他

執行者(16)(※ver7.3までのネタバレ注意)

『 奴と剣を合わせてて、
  妙~に違和感を感じてたんだ。

『 違和感、だ…?

『 ああ。
  奴は強い。
  間違い無く強いんだがー…

  なんつーか、歴戦の戦士特有の、
  気迫というか…凄みを感じてこない気がする。
  まぁ、おれを斬る、という明確な意志だけは
  伝わってくるんだが…


説明がてら、おれは己の考えを、
言葉に纏めはじめた。


『 そうだな…言うなればー…


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 キラーマシンみたいな、
  精巧な機械兵士と戦ってる感覚に近い。


…まるで、上級の剣術指南書を
丸暗記したかのような正確で緻密な剣技を、
凄まじい膂力と速度でもって繰り出してくる。
おそらく、それが奴の強さの核。

だが、言ってしまえば『それだけ』なのだ。

いや、例えそれだけでも、おれにとっては
致命的な強さではあるのだが…
まあそれはこの際、置いておこう。

今語りたいのはー…

それだけの実力を持ちながら、
おれと打ち合っている最中などに放たれた
ツキモリの援護射撃に、
奴が即座に反応出来なかった事だ。

確かな技術と身体能力は脅威という他ないが、
しかし不測の事態への対応は遅れている。
感じた違和感の正体は多分、
歴戦の戦士にあらざる、このギャップなのだ。


『 奴はもしかしたら…
  言わば自身のスペックに対して、
  実戦経験ってヤツは乏しいのかもしれん。
  そこに付け込めるなら、あるいはー…

『 話がなげェよ。
  アレで行くぜ。

『 オーケー、アレだな…!


☆   ☆   ☆


ツキモリを後ろに残して噴煙から飛び出し、
駆け出す!


『 ぅおおッ!
『 !!


今度はこちらから赤騎士に仕掛けるべく、
おれは剣を振り下ろした。
当然奴は、それを事も無げに
自身の剣で受け止める。

真紅と黒鋼の刃が火花を散らし、
そのまま、一合、二合…!

そして五合打ち終える頃には、
攻守はすっかり入れ替わり…
おれは防戦一方に追いやられていた。
いやはや情け無い。
やはり改めても、正面から斬り合って
勝てる相手では無さそうだ。


( だが…!


奴の大振りの一撃を見極め、
おれは必要以上に大きく、後ろに跳びずさった。
結果的にツキモリと、前後衛を交代する
形となる。

赤騎士はその好機を見逃さず、
すかさず厄介な魔法使いに標的を切り替えた。
無論、この流れはこちらの作戦通りなのだが…


( でもかなり必死で動いてたから、
  勘付かれてはいまい!


…ツキモリが慌てたフリをしながら
一撃、二撃、と躱していく間に、
おれは己の位置取りを確かめ…

( “スクルト“…!

…こっそりと防御呪文や、
“聖騎士の堅陣“を重ねて置く。


そして五撃目!ツキモリは相手の一撃を、
バク宙で大きく躱した。
来た…!これが【合図】ッ!


おれは素早くツキモリの着地場所に駆け寄り、
身を屈める。
程なく相棒が着地するは、屈んだ我が背の上!

間髪入れず。おれは全身のバネを駆使して、
ツキモリを上空に打ち上げ…

相棒もまた、その途中で
おれの背を蹴って さらに高く跳び上がり、
そのまま空中で呪文を放つ!
中級火炎呪文の、乱れ撃ちである。


『 !?


顔は見えないが、呆気に取られていたであろう
赤騎士は、こちらの狙い通り
成す術無く爆炎の弾幕に飲まれていった。
だが、これで終わりでは無い。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


間髪入れず、
おれは剣を構えたまま地を蹴った。

見定めろ。目指すは爆炎の中心、
赤衣の騎士…!


( “鉄壁の進軍“ッ!!


…そう、ツキモリの呪文は派手な囮で、
本命は我が一撃なのだ。

これがおれ達の連携技。
対強敵用の奇策の一つ、
通称『アレ』である。

まさかこの火中に、危険を侵して
わざわざ突っ込んで来るとは思うまい!


( だが、セオリー通りにゃ行かねえのが…!
  火中の栗を拾いに行くのが
  冒険者…ってなッ!


集中…
水脈のせせらぎが如く静かに駆け寄り、
相手の脇を走り抜けながら、流れるような
胴薙ぎの一撃を叩き込むッ!!


『 よしッ!
  完全に入っ…!?


しかしー…
勝利を確信した瞬間。

炎に包まれながら、赤騎士は咄嗟に
真紅の剣を構え直し、
驚くべき事に我が剣を受けてめていた。

攻撃自体は想定外でも、
反射神経だけで対処してきたというのか…!

だが、完全に決まらなかったとはいえ、
おれの手は確かな手応えを感じていた。

炎が収まってゆくと同時に、
赤騎士の持つ真紅の剣に亀裂が入り…
甲高い音を立てて折れたのである。


~つづく~
いいね! 2 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる