エックスの冒険日誌

3.2前期開始からちまちま書いてましたが3.3に突入してしまいました。
＠30周年おめでとう～（タイミング悪――っ！）

モーニングスター
実在する武器でトゲ鉄球つきの棍棒（悪魔神官がもっている武器をイメージしてもらえれば）といった感じのもの

ドラクエの場合は杖に鎖がついてその先端にトゲ鉄球がついているデザインとなっている。「トゲ鉄球」＝「モーニングスター」なので形状は問わないのだと思われる。
Ⅹではムチとして登場しており　デザインはこれまでのものと異なる。
歴代作品では戦士系で装備できるキャラは少なく僧侶系のキャラが主に装備できる武器という印象
２章のクリフト、４章のミネアにとっては最強装備
Ⅴの「男の子」の初期装備もモーニングスターである。ただし普通に進めいてたら天空のつるぎは既に持っているので使われず外される運命にある。
Ⅵのチャモロがイラストなどで持っている武器はモーニングスターだが初期装備はゲントの杖である。
ＦＣ版では単体攻撃の武器だったがⅤ以降はグループ攻撃が可能な武器となる。
リメイク版Ⅳでは削除されておりホーリーランスが代替品で登場する。
同様にＦＣ版のいばらのムチ、ブーメランも範囲攻撃武器ではないのでリメイク版では代替品で登場している。

マグマの杖
Ⅳ・Ⅴではストーリーの進行にかかわる重要アイテム扱いなので売却や捨てることは出来ない装備品
ＦＣ版のⅣではマーニャ・ブライの最強装備でもある。ただし１点ものなのでどちらかは我慢（リメイク版だとマーニャはさらに強い武器が手に入る。）
Ⅵ以降は非売品のレアな装備という位置づけにいたがⅨでは店売りになってしまう。（さらに攻撃力も低くなっていく）
Ⅹでは職人で制作可能
余談になりますが
Ⅳではサントハイムの宝物庫にて入手可能、リメイク版ではそこから「サントハイムにはその昔、魔法の杖を集めていた王がいた」という設定が追加されている。
ＦＣ版ではどこの王家のものか言及の無かった「王家の墓」というダンジョンも
サントハイムのものという設定になっておりこのダンジョンの奥には「変化の杖」が隠されている。

まふうじのつえ
Ⅳ以降に登場する呪文を封じる杖で「王家の墓」の宝箱から入手できることからサントハイム王のコレクションの一つと推測できる。
ミイラっぽい装飾のはいった杖だが呪われてはいない。Ⅷではデザインが変わり、Ⅸでは特技で登場した。
Ⅹでは初期デザインで武器として登場している。
道具として使えば魔法戦士や賢者でもマホトーンが使えるが攻撃魔力には依存していないので効きづらい。

毒蛾のナイフ
攻撃した相手を一定確率でマヒさせる効果を持つ武器で
ＦＣ版時代だと一度マヒをすれば解除されないというルールがあったので攻撃力は低いが非常に強力だった。
ゆえに元々物理火力面で劣るマーニャやブライにとっては最強装備の候補にもなりえた。
上手くいけばメタル系にも効いたので重宝した。リメイク版だとターン経過でマヒは自動解除されるようになったので実用度は下がった。
Ⅶではフォロッド城を救った際に国宝として主人公に渡される。だがカジノのラッキーパネルの景品でいくらでも手に入るのは内緒である。
Ⅹでもマヒ効果は健在だがマヒの特性を生かすタナトスハントを会得できる実力を得るころにはまず装備しない代物。惜しい・・・

キラーピアス
アリーナが装備できる・・・武器というか最終兵器（笑）
攻撃力は低いが２回攻撃ができレベルが上がると高い頻度で会心の一撃を繰り出せるアリーナとは相性抜群
Ⅷ以降の作品では短剣に分類される。
なおⅨまでは女性キャラとモンスターしか装備できなかった。

炎のツメ
ガーデンブルグの隠し部屋にて入手可能でアリーナの（数値上は）最強の装備である。
だが連続攻撃が可能なキラーピアスの方が性能面では断然上
「攻撃力は高いけど特殊効果の面で～」のような装備品についてあれこれ悩むのは非常にワクワクする。
「単純なステータスだけを見ない」というのはドラクエⅩでも割と重要なことである。
Ⅵではムドー戦の前に入手できハッサンのその時点での最強装備となる。
道具として使うとこの時点でかなり強力なメラミの効果があるので火力が不足気味の主人公に持たせるという選択肢もある。
アイテムを有効に使うことで「戦術の幅を広げられる」というのが昔のドラクエらしさだと思う。
Ⅹでは一応道具として使うと効果のある装備があるのだがいずれも微妙なものが多く使い物にならないのが残念。
このように「数値と特殊効果」について色々考えさせてくれる武器である。
Ⅹではレベル３５の装備で登場しており同レベル帯に無属性の「はやぶさのツメ」氷属性の「こおりのツメ」があり
属性について考えさせてくれる感がある。