エックスの冒険日誌

今回の不定期気まぐれコスプレは

話題作「鬼滅の刃」のキャラから！

ピンチの時に駆け付けてほしい頼れるあの人です！


一体誰でしょうね？



（ガサッ）お、ちょうどいいくらいの鬼がいるじゃねぇか！ 元ネタ：累に刻まれた隊士（鬼滅の刃）

２０２０年、空前のヒットを飛ばし続け
連日どこかしらで名前を聞く人気漫画「鬼滅の刃」に登場するモブキャラ

原作だと３６話、アニメ版だと１８話に登場
出番は少ないが作中での存在感からネタ人気が高い

公式では「累に刻まれた隊士」とされており本名は不明
ファンの間では「サイコロステーキ先輩」という愛称をつけられている。

武：名刀・斬鉄丸
頭：僧侶のカロット（しっこく／しっこく）
上：初級魔法戦士の服(コアブラック／オニキス)
下：しゅうれん着下（オニキス）
手：無し
足：王者の脚甲（バニラ）

髪は頭装備と髪型（人間：男大人４）で再現
装備は安く済みますがしっこくが高額なのがネック！
＊しっこくにすることでカロットの模様部分が同化して遠目には髪型っぽくできます（カメラがアップになると微妙にバレるけど）

キャラ解説
「那田蜘蛛山編」に登場
主人公の炭治郎達よりも先輩にあたる鬼殺隊の隊士

那田蜘蛛山の鬼を討伐するために多くの鬼殺隊士が向かうもほぼ壊滅状態に
増援として駆けつけた炭治郎は鬼達の中心となっていた「十二鬼月」の累と対峙する。

累のただならぬ気配に緊張が走る中、そこに脈絡もなく登場し

「お、丁度いいくらいの鬼がいるじゃねぇか。こんなガキの鬼なら俺でも殺れるぜ」

と余裕の態度を見せる。突然の登場に驚く炭治郎に・・・ 「お前は引っ込んでろ、俺は安全に出世したいんだよ。
出世すりゃあ上から支給される金も多くなるからな。
隊はほとんど全滅状態だが、とりあえず俺はそこそこの鬼一匹を倒して下山するぜ」

とベラベラと聞かれてもいない事を喋り「フラグ」を築き上げ炭治郎の警告を無視して累に斬りかかる。

次の瞬間、累の攻撃で一瞬で全身をサイコロステーキのように細切れにされて死亡する。 出番は以上である。
原作だと４Ｐ、アニメだと約４０秒で退場というお手本のようなかませ犬

登場の唐突さと聞かれてもいない自分語りをしてからの退場の速さ
わずかな台詞から過酷な過去を背負って鬼と戦っている隊士とは違う
「出世」「金」という俗っぽさ
殉職の多い仕事で安全な出世を考えてる割に不注意が目立つ事が読み取れる
そして別に「でてこなくても展開が成立する」ことからシュールな面白さが生まれてしまった。

累も殺害した彼に対して何の反応も無く
鬼にすら優しさを見せる炭治郎からもろくにフォローされない扱いの雑っぷりがたまらない。

呼吸法など実際どのくらいの実力があったのかは不明だが
隊が全滅しているというのに危機感を全く持っておらず相手を見かけで判断し不用意に斬りかかったこと
後輩である炭治郎からも「よせ！君では・・・」と止められてる事から実力の方は・・・

ちなみに登場した際に隊服も刀が全く汚れていないことから山に入ってから仲間がやられていく中で一度も戦ってない説もささやかれている。

彼は作中ではじめて登場した「十二鬼月」の強さを読者にわかりやすく伝えるための舞台装置にすぎない。
だが彼が切り刻まれたことで炭治郎が累の攻撃手段を事前に知ることができたと考えるならすみやかに役目を終え退場して見せた彼の死は無駄ではなく
己の責務を全うしてみせた人物で彼の存在は確かに作品に「刻まれた」といえますね。

反響
別にいてもいなくても対して問題ないキャラだったので
最悪アニメ版では出番もカットされる可能性もありましたが普通に登場
むしろ描写が更に細かくなり無駄に良い声までつけられるというアニメスタッフの妙なこだわりを感じる出来となっていて
登場時はTwitterでは人気キャラである冨岡義勇や胡蝶しのぶと並びトレンド入りを果たす。

サイコロステーキ先輩という呼び名はファンによる非公式のものだが炭治郎役の花江夏樹にも認知されている。

第１回人気投票では１０票で４６位
第２回人気投票では２３３票で３５位となかなかの健闘っぷり！

実写化の噂もちらほらとささやかれてる作品ですが
実写でサイコロステーキ先輩が出来るのかが気になるところ！


マンガ作品の中には彼に限らず出番の割に濃いキャラ付けをされ作品を知っていればだいたいの人が覚えているという一発屋のような存在のキャラがチラホラいます。

こういったキャラは個人的に大好物ですｗ
デスノートのシブタクとか　ハンターハンターの団長の手刀を見逃さない人とか！

皆さんの好きな一発屋キャラは誰ですか？　よければ教えてください。