エックスの冒険日誌

続き

【キャラメイク】
⑦キャラメイク：仕草
ＤＱ３の魅力は「旅の仲間を自分で決めて自由な編成で旅立てる」ことだと思います

他のドラクエ作品と違って仲間キャラには生い立ちなどの背景がなく道中でも原則喋ることがないのでプレイヤーが各キャラを脳内でキャラ付けして補完するものとなっています。

＊この点から３Ｄリメイクだと喋らないマネキン感がでてしまうので２Ｄリメイクで良いと思う。
逆にドラクエ１はキャラが原則一人なので３Ｄリメイクの方で遊んでみたい

キャラメイク要素はＦＣだと「職業／性別」ＳＦＣだと「性格」がフレーバー要素としてあり今回のリメイク版だと「容姿／髪色／ボイス」と追加されてより冒険の仲間に愛着が沸くような作りになっています。
これは時代に合わせた正当な進化だと思いますし今作のプラス評価な部分に感じていますがそれだけにもうちょっと加えてほしい要素に「仕草」があります。

３Ｄと違い２Ｄでは細かい表情とかは作れませんがドット絵ならではの動きで感情表現はできると思いますのでストーリー中に「喜ぶ」「怒る」など数パターンでも仕草がついているとより魅力的になったかも

使用例：ぱふぱふ屋入店時／バトルロードのファンファーレ時

勇者→手を振る
戦士→得意気に力こぶを作る
武闘→拳を突き上げる
僧侶／賢者→照れくさそうに頭をかく
魔法→小刻みにジャンプ
遊び→左右に投げキッス
商人→顎に手を当てる
盗賊→クールに片手をあげる
まも→腰に手を当て豪快に笑う

他にもボス戦直前とかに身構えるポーズとかあると棒立ちよりも気持ちが引き締まるかも

武器を持っているビジュアルなら武器を抜いて構える（ムチ装備しててもとりあえず剣を抜く勇者とかネタにも出来る）
無いなら腰を落としてファイティングポーズ

他にも岩を押してる動作など細かい所で動かしてほしかった
「ドット絵なのに生きている」が理想形

⑧キャラメイク：掛け合い
ＤＱにボイスはいらないという過激派もいますが
とくに道中で喋らないので戦闘でキャラ付けをしてほしかったですが台詞パターンが少なく感じた。

同じＨＤ－２Ｄ作品のオクトラ２にあった要素に
攻撃のチャンスを作ると次に行動するキャラが「やるな！」「すごい！」等の
掛け合い台詞をいれてくれるのですがこれが想像以上に戦闘のモチべを上げてくれるんですよ。

「会心の一撃を出す」「痛恨の一撃を受ける」「状態異常になる」など
細かい部分で次に行動するキャラが前のキャラの行動を拾ってくれる感じをだせたらよかったと思います。
（レアなボイスパターンを探す楽しみもできますし）

【フィールド】
⑨地図上にピン（簡易メモ）機能
マップ上に「秘密の場所」などはラーミアがないといけない箇所や時間帯によって現れないはぐれモンスターなどもあり
数も多いので「探索済み」とか「後で来るとき用」など地図にピンを立てられたら便利だと思った。
他にも鍵が無いと入れない箇所の覚え書き用とかこのエリアのアイテムは全部回収済みとか
プレイヤーごとの性格が出る「世界地図」を作れたら楽しいと思う。

⑩秘密の場所を有効活用
中盤以降アイテム回収用の使い回しマップになっていたのでイベント要素を足す

・世界観を捕捉するようなＮＰＣを配置
例えば死んだ旅の仲間を供養したいので僧侶を探している人とか
性格「セクシーギャル」を探しているとか条件を満たすとお礼が貰えるサブクエスト的なもの

・遠くに見える村や町が見えたりする絶景ポイント
町まであと少しだな～とか遠くの山の方に塔が見えるけどなんだろ？とか先に進みたくなるような工夫

・シナリオ進行に必須ではないちょっと強めのモンスターを配置
倒すとややレアなアイテム入手、キラーマシンとか従来ＤＱ３に出てこないモンスターとか出すと探す楽しみも増えるかも
街で情報を仕入れて行ってみるパターンや何も知らずに入り込んでヤバい魔物に遭遇して初見殺しとかそういうアクシデント的なものもある

イベントの種類を増やせば秘密の場所を探すため世界を周る楽しさと⑨のメモ機能も活かせる。

その④へ続く