伝説の剣だっておしゃれな鍛冶屋でトンテンカンとつよくなる。
かつて燦滅のノクゼリアが首魁の理想に賛同して、咎人と呼ばれることになっても禁忌の術に手を染めた。そこには天空の牢獄を変えるためという切実な思いもあったろう。だけど重要なことは彼らの姿を変える果実を手に入れるとおしゃれな武器が手に入るという事実で、ほしいのは果実だけだと強弁すればミレリーさんが残念なものを見る目を向けてくれそうだ。
そんなわけでデスマスターの棍につづいて、隠者の弓もようやくノクゼリア装備を手に入れることができた。エンドバトルに縁遠いマメミムが報酬のためにがんばったといえばあのかっこいいデルメゼ盾以来のことだ。定番職業の武闘家パラディン海賊隠者すべてできるようにして、前衛アタッカーなんてやったこともないからひとを殴る練習からはじめた記憶も新しい。
装備してみるとややサイズが大きめに思えたから黒と赤を強くして染色する。どわこで装備したときのほうがサイズ感はほどよいけど、これはこれですぐに慣れそうだ。ノクゼリア果実はひきつづき集めたいからひきつづきフレさんたちにおうかがいをしてまわろう。ご一緒いただいた方々には感謝してもしたりない。ぜひまたよろしくお願いしますという私信。
いつものエプロンスカート。
たんなるメイド服下といえばそれまでだけど、赤毛のアン好きを公言している身としてはマリラ・カスバートやレイチェル・リンド夫人が着ていそうな実用的な服が好ましい。農作業でも家事でもできそうだし、ふくらんだ袖なんて戸をくぐるときに肩がひっかかっちまいますよと言いたくなるし、丈夫で生地も無駄に使うことがなくて立派な服ですと言いたくなる性格だ。残念ながらコーデリア・フィッツジェラルドの賛意は得られそうにない。
この姿で体上はまもの管理人上を着ていたのだけれど、先日キィンベルを来訪したときに、パドレア邸でメイド長をしていたエミリエさんをお見掛けして彼女の服装がとても好みに合う。これはどの装備だろうとフレさんにうかがって名探偵コートをまよわず所望して染色した。襟のある服装にケープを羽織ってエプロンスカートドレスがとてもよい。
以前フレさんのドレア日誌でお見掛けした、ネクロデア前の撮影を思い出す。彼女のようにかっこよく撮れるだろうかと考えてもしかたない。ひとがかっこよく着飾って美しいならいくらでもながめていたいし賛美したい。自分は実用的で動きやすいほうがいい。我がクイーン・アンを崇拝するギルバート・ブライスになれればよい。
ホウキは家事を象徴する。
花を世話する者がいる。
そこにはエプロンスカートを着たいつもの姿がある。
そんなたいそうな主義主張があるわけじゃない。マメミムならばこれがいちばん似合うと思っているだけだ。