目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

一人前の冒険者

いおり

[いおり]

キャラID
: OG971-539
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 戦士
レベル
: 64

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

いおりの冒険日誌

2026-08-07 09:05:21.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

撮影場所「海神の大霊洞 LV61 海神の神殿跡 (魔法の迷宮)」

銀のロザリオがつないだ命

深夜零時を過ぎたころ、いおりは魔法の迷宮の入口で銀のロザリオを握っていた。白い上着とズボンに銀色の長靴を合わせ、背中には赤い柄の剣を差しているが、仲間を表示する欄には自分の名前しかなかった。夕食に作った卵焼きは皿に一切れ残り、湯飲みのほうじ茶も机の上ですっかり冷めている。今夜こそ完成させると決めたいおりは、五パーセントの合成効果が三つ並んだロザリオを首へ掛け直した。

「致死ダメージを受けたとき、約十八パーセントで生き残る。ついに理論値だ。誰も見ていなくても、これは立派な完成品だよな」

迷宮の奥では、大きな黄色い悪魔が三つ又の槍を構えて待っていた。青い腹を揺らし、紫色の靴で石床を踏むたび、砕けた石と砂が跳ね、鼻をつく焦げた匂いが広がった。いおりは何度も通った道を走りながら、破片を集めては合成し、望まない効果を消してきた夜を思い出した。一度で完成したわけではないからこそ、胸元の小さな銀色が新品の剣より頼もしく見えた。

「さあ、来い。こっちはコツコツだけなら負けないぞ!」

悪魔の槍が横から振り抜かれ、いおりの体は石床へ転がった。耳の奥で鐘のような音が鳴り、体力が消える寸前、銀のロザリオが白く輝いた。いおりは片膝をついたまま踏みとどまり、震える指で回復薬の栓を抜いた。薬は青臭く、いつ飲んでも舌がしびれるほど苦かった。

「生き残った! 五パーセントを三つ付けた甲斐があったな」

「グオオオッ!」

「大声を出さなくても聞こえているよ。こっちは一人だから、返事をする相手が欲しかったところだ!」

いおりは立ち上がると、悪魔の足元へ駆け込み、剣を大きく振り上げた。刃が青い腹へ当たり、最後の一撃が決まると、黄色い巨体は尻もちをついて光の粒へ変わった。宝箱から出たのは見慣れた破片で、豪華な品ではなかったが、いおりは捨てずに道具袋へしまった。袋の中には使いかけの薬草、固くなったパン、拾ったまま忘れていた小石まで入り、歩くたびにがちゃがちゃ鳴った。

「理論値ができた後にも破片を拾うのが、ぼくらしいな。いつか別の役に立つかもしれないし」

迷宮を出ると、夜空には小さな星がいくつも光っていた。祝福する声も拍手も聞こえなかったので、いおりは自分で三回手をたたき、銀のロザリオを月明かりへ掲げた。帰ったら冷めた卵焼きを食べ、ほうじ茶を温め直して、今日の成果を帳面へ書くつもりだった。一人分の足音は小さかったが、昨日より強くなった証しは胸元で確かに揺れていた。

「完成おめでとう、いおり。明日もまた、コツコツやるっきゃないよな!」
いいね! 3 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる