とうこの冒険日誌

酒場ピアノの開催も第８回を数え「時は来た！」と満を持して坂本龍一特集をしました。
文字通り坂本龍一の音楽ばかり聴いて育った私。
子供の頃はとっくにブームが去ったＹＭＯに夢中で回りの子達と全く音楽の話が合いませんでした（笑）
いや、いまでもあまり変わってないですね。
私は歌パフォのイベントを見に行くこともありますが、パフォーマンスそのものには感心しても音楽的に収穫がある事は少ないといつも感じていました。
そんな気持ちが酒場ピアノのイベントを開催する原動力になっています。
　
ピアノという唯一の縛りはありますが、それ以外は本当に何をやっても自由なのでここでなら好きな音楽を存分に発表できます。
私にとってはこの上なく理想的なイベントです。
みなさんもやりたい事があれば誰かがやってくれるのを待つより、自分でやった方が早いですよ（笑）
音楽に限らず個人の熱量を前面に押し出したプレイベを私は望みます。

いきなり脱線したので話を戻すと、今回の酒場ピアノも多くのお客様で賑わいました。
イベント開始当初こそやや少ないかなと思ったものの、時間が進むにつれて常連さんが顔を出して用意された座席は全て埋まって満員御礼です。

今回初めて参加してくれたのは、ウマ娘のイベントやせも会でも面識があるフレンドのシュナちゃん。
見学のみならず大人気ゲーム『原神』の曲を弾いてくれました。
このゲームはコスプレルームのボスのクロエちゃんもハマってなかなか帰って来なかったりしたので、きっと物凄く面白いのでしょう。
ムービーのクオリティも高くついついやりたくなりますが、ＦＦ７リバースなど大量に積みゲーがある私には無理ですｗ

そして毎回同じことを言ってますが今回の常連さんの曲も本当に質が高いものでした。
私を除くと１３曲演奏されましたが、その内の８曲が坂本龍一になんらかの関連がある音楽で特集に合わせてくれて感謝です。

まず最初にヤンニさんが『ラストエンペラー』愛新覚羅溥儀役の俳優ジョン・ローンのコスプレで演奏してくれました。
酒場ピアノは仮装しての演奏歓迎なので、コスプレルームのみなさんにも楽しんでもらえて幸いです。
さらにツバキさん、ユーリーさん、しまリンちゃんと私も含めて５曲続けて坂本龍一の曲となりました。

坂本龍一以外の音楽を演奏してくれた方もとても良かったです。
ぷるちゃんの選曲したアニメは音楽の擬人化ということで文豪のアレを連想しましたがちょっと面白そうだと思いました。
キルコちゃんの歌もとても癒されましたね～
ベロクロンさんは毎回豊富な知識で面白い選曲をしてくれますね。
前回とうこ賞のみかかさんも『水星の魔女』の神秘的な曲で本当に良かったです。
ラフマニノフさんが弾いたファジル・サイのトルコ行進曲は別のイベントで私も選曲したぐらい好きなんです。

みなさん素敵な演奏でとうこ賞選考は難航しましたが今回は利用券があり喋れるので３位から発表です。
まず第３位は「初参加ありがとうございます」の気持ちも込みでシュナちゃん！
良かったら酒場ピアノ常連になってください（笑）

続いて第２位は開始２０分前に会場入りするほどイベントを楽しみにしていたと思われるユーリーさん！
『self portrait』の演奏も良かったですがユーリーさんの自作曲が本当に素晴らしかったですね。
これが再生回数３９回って嘘でしょう？（笑）
ユーリーさんは光田康典ファンであることがこれまでの酒場ピアノで判明しているので、クロノトリガーの影響も随所に感じられる良曲でしたね～

普通ならユーリーさんで決まりなのですが今回のとうこ賞第１位はツバキさん！
今回演奏した２曲とも坂本龍一でありながら私が知らないマニアックな選曲だったのが受賞の決め手となりました。
エナジー風呂ではなく普通にエナジーフローを選曲していたらユーリーさんがとうこ賞でしたね。
妄想のしぐさでぽわぽわしているのもかわいかったです（笑）

今回の酒場ピアノも収穫アリアリの大成功といえる即興演奏会でした！
全１７曲で坂本龍一の代表曲は抑えつつ玄人好みの選曲もあり、教授を知っている人も知らない人にも楽しんでもらえたと思います。

次回は４月１８日に私の利用券が切れるので駆け込み開催します。
４月という事で超大好きなアニメ『四月は君の嘘』の音楽を特集したいですね。
それではまた酒場ピアノでお会いしましょう。