とうこの冒険日誌

引っ越し作業でささくれが悪化して指が痛かったのとＰＣから異臭がしてきたので治まるまで物置に放置していて感想日誌を書くのが遅れました！ｗ

２０２４年最後の開催となる今回のテーマは
「今年の内に弾いておきたい演奏会」です。

本来１２月１４日(土)開催の予定でしたが、くーりーさんが参加できないようなので２０日(金)に変更。
しかし開始時間になってもくーりーさんの姿が見えず会場も子守歌集会のままやることになりましたｗ
後でわかりましたが、どうやら開催日を忘れていたようですねｗ
この時期は忙しくお疲れだったのかもしれません。
参加できないのは残念でしたが、事故や病気など大事でなくて本当に良かったです。

頼れる店舗スタッフのくーりーさん不在のため体験版の私一人で回す事となりましたが、以前はそれでもやれていたので問題ありません。
平日開催かつ年末のためか、ややお客の入りは少なかったものの常連さんは大体集まって楽しい夜会となりました。
キルコちゃんやマドカさん、みかかさんなどクリスマスソングが数多く演奏され季節感が出ていてとても良かったです。

また今回からピアノ曲縛りを撤廃して、最初からどんな曲も選曲ＯＫにしましたが、みなさん従来通りピアノの曲が多かったです。
「酒場ピアノ」のタイトル詐欺にならないのでありがたい事ですが、ピアノ曲であってもとうこ賞で有利になる事は全くありませんｗ
選考基準は私が気に入ったかどうかが全てです。

とうこ賞レースは今回も非常に迷いましたが最終的に常連のユーリーさん、ツバキさん、みかかさんと大型新人ぴあのちゃんに絞られました。
ユーリーさんはいつも上位に入りますが、本当に私好みの音楽を選曲してくれるのでこればかりは他の人に申し訳ないですｗ

誰がとうこ賞でも良いぐらいハイレベルでしたが、ぴあのちゃんに決定！
１曲目は前回に引き続き初音ミクの良曲で２曲目に弾いた『いつか王子様が』アレンジも素晴らしかったのが決め手となり合わせ技一本！
イベント時間内では初受賞おめでとうございます！


さてここで今回私が演奏した曲についても解説していきましょう。
１曲目はハダメス・ニャタリ作曲
『コパカバーナでの散策』
（コパカバーナでお散歩と和訳される事もある）
本来夏場に弾きたかった曲ですが、ブラジルは今が夏なので弾いても大丈夫だと思いましたｗ
ニャタリは名前こそかわいい感じですが、アントニオ・カルロス・ジョビンの才能を見出した、知る人ぞ知るブラジルの大作曲家です。
驚くべきことにこの曲１９５８年に作られているんですよね。
今でも全然通じるどころかオシャレまであります。

２曲目は日本を代表するジャズヴァイオリニスト寺井尚子とギタリスト宮野弘紀による演奏で
『シロッコ』
シロッコとはサハラ砂漠から地中海を越えてイタリアに吹き荒れる砂嵐を伴った南風です。
フラメンコ風の情熱的な演奏が聴く人の心に灼熱の風を吹かせます。
寺井尚子さんの超絶技巧によって曲はＲＰＧのボス戦のように激しさを増していきます。
私の狙い通り酒場ピアノ店内もライブ会場の様に盛り上がってくれました。

そして今回の目玉となる３曲目はロマンシングサガ２のアレンジアルバム『エターナルロマンス』より
『エピローグ』
ロマサガ２のエンディングでしっとりと酒場に流れるこの曲。
私は今年の最後の酒場ピアノはこの曲で終わろうと、かなり前から決めていました。
合唱は子供パートがプクリポの私、女性パートがエルちゃん（エルマー）、男性パートがさとこサブキャラのコテチャ。
この編成でやるはずでしたが、さとこに急用が入り不参加となり、エルちゃんがアルくんとの２アカ操作で対応する荒技を使って穴を埋めましたｗ

一般的な白チャットで歌詞を表示する歌パフォではなく、歌いだしに合わせて聖別の詩歌を出すだけのシンプルなものですが、これぞ本当の意味で「歌パフォ」だと私は思いました。
２日間練習したおかげでピッタリとタイミングが合っていて感動的なパフォーマンスをお客様にお届けできたと思います。

延長会もやれたらやる予定でしたが平日開催という事もあり、合唱パフォであまりにもエンディング感を出してしまったためか、残ったお客様はみかかさんとぴあのちゃんのみ。
今回の延長会は中止にして解散となりました。 今年はほぼ毎月定期的に開催してきた酒場ピアノ。
この一年お客様と共にたくさんの音楽に触れ、本当に楽しい時間を過ごせました。
自分一人では一生出会わなかったであろう良曲も数多く発掘できました。
改めて感謝申し上げます。

今回延期して開催したので、次回予定の１月１１日まですぐです。
テーマは『新年を祝う演奏会』でいきます。
また来年もピアノの音色に心癒される素敵な時間を一緒に過ごしましょう！