私は5.1の始めの辺りまで進めたのですが。
Ver5に入られてない方には、結構ネタバレだと思います。
ネタバレが構わなくて、一部意味が通じなくても構わない方だけ読み進めて頂ければと思います。
ちょっと考察めいたことを書いてみようかと思います。
アストルティア世界の魔族ってどんな存在なの?って。
バージョン5の進捗状況はまだ5.1の始めの方な私なのですが。
ゴーラの町を散策して一通りサブクエストをクリアしました。
なので剣魔の子の話も出てきます。ご留意を。
魔界の地に足をつけて以来。
旅していてまず驚いたのは、出会う魔族さんたちが案外存外、感性豊かな人たちなんだなーって驚いたことでした。
思ってたのと全然ちがう!って。
泣いたり笑ったり、感謝してきたり、アストルティアに生きる人たちと何も変わらなくて正直あっけに取られました。
違うのは肌の色と、したたかな気質くらい?
これまで、Ver2での出来事や、レベル開放クエとかで私の中の魔族の印象は散々な感じになってたので、今まで信じてきたものはなんだったの?って。
いくらなんでも後付けがすぎるでしょう、と開発陣を訝しみもしましたけど。
でも物語の途中。
バルディスタの将軍さんが、魔物姿に変身して襲ってきますよね。
その御姿は、Ver2で出会ったゼルドラド将軍の色違いバージョンそのもので。
その時は何も思わず、黄色の将軍さんを憎しみを胸に倒しました。
そしてしばらくして、ゴーラの町で出会ったゼルドラドさんの娘さん。
そう、彼女も人間姿。
え、なんで人間姿??
ゼルドラドさんてザ・魔族っていう感じの魔族だったじゃないですかー!
…やがて浮かんだ一つの思いが。
もしかしたら。
人間姿の魔族って、みんな変身姿をもってるものなのかも?って。
全員じゃないだろうから、修行や儀式を経た、力ある魔族、とか??
ゼルドラド将軍も、本来は人の姿をして娘がいて家庭があって、微笑み返し合うような仲だった?
…遠い昔に「いつもの敵将軍」っていう感じで下した相手なのに、そう考えるとなんだか切ない。
…魔界という、魔障の深い土地の中で生きていく過程で彼らは、
子々孫々、自らに害を成す魔障と共に生き、時に抗い、その存在に振り回され、それでも向き合う中で、魔障を取り込んで自らの能力を飛躍させる、いわく、進化の秘宝を手に入れたんじゃないのかなって。
…なんだかとっても体に悪そうですが。
ゼクレスのお話の中で、魔界の中には始めから魔物の姿で生まれてくる者と、人に近い姿で生まれてきた、魔族と呼ばれる人がいるなんて話もありましたし、もしかしたら、どちらで生まれるかを決定づけるのは、体内の魔障因子の濃さとかが影響するのかなって。
もしかしたら人の姿をした魔族の父母の間に、魔物姿の子供が生まれてくることもあるかもしれません。
魔界に生まれたから、
ああいう肌の色と姿なのであって
元々はティアに生きる人と、変わらない存在だったんじゃないかなーって。
もっとストーリーを進めたら、
その辺りの答えもわかることでしょうか?
Ver2で繰り広げてきた戦いも、人vs魔族じゃなくて、人vs人だったのかも。
ティア世界の歴史をみても(むしろ主人公は自らの足で歴史年表の上を歩いちゃってますけど)
ティアと魔界の関係は極めて険悪で、双方にとって互いの存在が怨敵で仇敵であるといっても、過言じゃありません。
怨敵を怨敵のまま滅ぼし合うか、内側に入って人を見て、その生きざまを見るのか。
主人公を革命の軸に、両者が手を取り合わずとも認め合う関係になる日はあるのか。
そんな展開もドラクエらしくて、私は好きです。
Ver5のストーリーの奥深さに驚いています。
いつもステキなストーリーをありがとうございます!
随分長くなってしまいましたけど
ここまで読んでくださいましてありがとうございましたっ!