アズラン地方の空を撮った写真がここにあります。
アズラン・ブルーの青空に涼しげな筋雲が空の高さを際立たせています。
でも今日見せたいのは、空ではなく足元です。
誰も目をとめてくれそうもない、ごくごく平凡な紫色の花。

その構造は超シンプル。
紙を切り取っただけのような平面を乗せただけといってもいい。
テンスの花のような立体的な美しさはありません。
5枚花弁の花の形だって、いかにも「花」の図柄そのままって感じ。
何かの花というよりは、フィールドに添えるだけの「花のスタンプ」といったらい言いすぎでしょうか。
この花に名前なんてあるのか…
でも、なやんでしらべて。
「どうかなー?」と思ったのですが、やはりこの名前をつけてあげたくて、タイトルにしました。
「わすれなぐさ」
忘れな草は「ムラサキ」という種類に属します。名前はムラサキですが、花の色は紫だけではありません。リアルでは約2000種、草だけでなく木もあるそうです。
アストルティアでも、このタイプの花は、世界各地でいろいろな変異種として見つけることができます。
手元に保存している写真を見返しただけでも…

ドラクロン山地。
賞を頂いたこの写真で主役を演じた花も、よくよく見るとこの忘れな草の色ちがい種でした。

ジャイラ密林。真ん中の紫色の花ではなく、周りじゅうに咲いている小さな花がそうです。

竜族の隠れ里。家の中で栽培されています。こちらは赤とピンク。
このように、あちこちで同じ形をした花が見られることがわかったので、
ちょっとこの花の分布を調べてみたくなりました。
調査結果がまとまったらあらためて報告したいと思います。