サボテン・多肉植物大調査の中間報告、前回は脇道にそれた記事となりましたが、今回はカルデア山道で見つけたある植物についての報告です。
上の写真の植物がそれです。
この植物はカルデア山道の南エリア、つまり前回の記事をふまえれば火砕流の被害を免れたエリアですね、に点々と群落を作っています。
見た感じ余り肉厚の葉というほどでもなさそうですが、たぶん多肉植物に入れていいのだろうと思います。なぜかというと。。。

この植物は、なんと 葉で立っているのです!
いや、茎は垂れ下がった葉に隠れているだけでしょうか。。。?
近づいてみます。

水平線が見えます。。。

やっぱり茎はないですよねえ。。。
仮に中心に茎があったとしても、多分葉の幅より細く、茎だけではしっかり自立できないと思われます。ということは、垂れ下がった何枚もの葉が植物を支える役目を担っているのは間違いないと考えられます。
茎がないとすれば、根もない ということになります。
根がないとすれば、この植物はいわゆる「エアープランツ」ではないでしょうか?
エアープランツは「チランジア」という種類になるそうです。樹木の枝や岩石の上に着生して育ちますが、このように「葉で立つ」というのは調べた範囲では見当たりませんでした。アストルティア独自の種類でしょうか?
だとしたらこの立ち方、風ですぐ倒れてしまいそうです。葉の長さが違うので風でころころ転がるものでもないようですよね。
葉の表面に何か地面に固着するしくみがあるのでしょうか?それともこの谷には風がほとんど吹かないのでしょうか?それとももしかして。。。倒れたらまた立ち上がるのでしょうか!?
その生態は謎につつまれています。

ただ見て通り過ぎるだけのつもりだったカルデア山道。
こんな珍種にめぐりあえるとは思ってもいませんでした。
そして過去何度か火砕流に見まわれたこともわかりました。カルデア山道はいつまた噴火がおこるかわからない道ですが、火砕流によって平らにならされ見通しも良くなって、登りやすい道として利用されています。
自然の猛威は情け容赦なく人の生活に深刻な被害を与えてきました。それでも人々はいつしか立ち直り、大地の恵みに感謝してそこに住みつづけてきたのです。彼らだけでなくリアル世界の私達人間もきっとそうなのです。
どうか、平安な毎日がつづいていきますように…。