フレンドのジャムパンさんのハウジングです。マイタウン名パン屋横丁1番地で見られます。
間取りがとても素晴らしい作品でした。その良さが少しでも伝わるように、写真を撮って文章にしてみます。

まずは外観から。お買い物特典ダイヤのお家みたいですね。見本のパンが置いてあることにびっくり。パン屋さんにハウジングしてくれと言わんばかりの家キットなんですね。
お庭からおふざけが始まっていて見どころたくさんです。裏手から行くとまた別の景色が見られるかも……?

店内に足を踏み入れてみると、目に飛び込んできたのはレジカウンター。ここで注目してもらいたいのが、窓の奥です。裏でパンを焼いているシーンが見られて、俄然食欲が湧いてきますよね。パン職人ザンクローネも熱い!
よくこんな構図が思いつくなあと思ってジャムパンさん本人に伺ってみたところ、なんと実際に行きつけのパン屋さんでこういう風景が見られるらしいです。
身近なヒントをインスピレーションにして、見事に表現できる手腕が素晴らしい。
それにしても、スライムパンが美味しそうですね。私も食べてみたいです。

入り口横にある椅子から見た眺めです。私はここが一番気に入りました。
ハウジングによくあるのが、一部分だけ映えさせるのはうまく出来ても、全体像を綺麗にまとめるのは至難の業なことです。
まず家具設置数の問題があれば、間取りや空間に余白を使いこなすセンスもないとなかなか難しいからですね。
その点、見てくださいこの景色。見せたい本命ではないはずの横から見た眺めで、こんなにまとまっているのは凄すぎます。
ドラマが生まれてきませんか?憧れのパン屋さんに初めてやってきて。長蛇の列に並んで、ようやくお店の中に入れた。もうすぐ自分の順番が回ってくる。今か今かと待ち遠しく眺めている中で、視界に商品のパンがしっかりと映ってくるのです。こんなの辛抱たまりませんよね。
こういう風に色んな角度から見て楽しめる、細かい部分を見て感嘆できるハウジングは多くないです。
さぞ苦労して、細部にまでこだわって作り上げたのだろうなと伝わってきます。照明の明るさも程よく、見やすくて大変素晴らしい。BGMもマッチしていて良かったです。こういうハウジングこそ、匠の技だなあと私は思います。そして、大好きですね!

店内の奥に足を運べば、高まった期待を裏切らない完成度の高さで出迎えてもらえます。
伝わっているでしょうか?このリアルな奥行き感が。間取りと余白の使い方が上手だから、こういうリアルさを醸し出せるのでしょうね。窓の外に見える木や花もいい仕事をしています。
ハウジングなのだから、やっぱり家なんですよ。家らしさがしっかりとあるハウジングが私は好きなので、このような造りが好ましいです。
更に、奥行きはリアリティを感じられる造りでありながら、ドラクエ世界のファンシーさもしっかり表現しています。自分がドラクエ10内の住人に実際になったかのような錯覚がしてきますね。
リアルに寄せすぎても、リアリティさがなさすぎてもこの味は出せないです。素直にセンスが良いの一言。
ザンギャさんとジャムパンさん夫妻のハウジングの魅力は、まさにここなんですよね。ハウジングが好きなわけでも、ゲームのハウジングが好きなわけでもないんです。ドラクエ10のハウジングが好きなんです。ドラクエ10への確かな愛を感じられるキャラクター配置や、発想の数々。ハウジングであり、ドラクエであり、ドラクエ10である。この世界観に、私はとても惹きつけられます。
ハウジング紹介日誌を書いたのは生まれて初めてでしたが、いかがでしたでしょうか?興味を持った方は、ぜひ訪問してみて下さいね。おわり。