下位系のタロットは、特に記載する必要を感じないので省いています。必要なら、最上位種と合わせて同時に入れたらいいかなと思います。
・ピンクボンボン
主に白箱やヒーラー運用で強い効果。このタロットを使うだけで(捨てるのでも可)、味方全員のHPを12%回復できます。リセットベールで捨てる場合は、複数枚同時に捨てればその分が加算されるので太陽にも引けを取らない回復力になります。また、この回復値は固定回復なので、バフや回復魔力に関係なく回復出来るメリットがあります。範囲も無制限なので、ベホマラーを超える超遠距離回復にも使えます。ヒーラー運用であれば、教皇力世界などの複数枚積めるバフ系をセットするのが使いやすいと思います。咄嗟にリセットベールをしてボンボンを捨て回復しつつ、太陽や審判を引きに行きたいことが多いので。ボンボンで審判を使っても、処理順が回復→蘇生なので意味はないです。
ヒーラー運用で第二の太陽枠として有能なのはもちろんとして、真髄は白箱運用にあります。塔や死神を積んだピンクボンボン5枚とわたぼうをデッキに入れることで、攻撃しながら回復することが可能になります。つまり、占い師+魔剣士3のような満タン役がいない編成でも、攻撃が弱い相手なら続けて狩れるってことですね。塔で闇属性ダウンをかけられるので、この運用だと闇属性攻撃の魔剣士やベビーサタンなどと相性が良いです。
・ゴールデンスライムなどのステータスアップ系
雑に強い。戦車型なら力アップは積みたいし、それ以外の攻撃タロットメインなら攻魔アップは積みたいし、ヒーラー型なら回魔アップは積みたい。HPアップのゴールデンスライムなんかは積み得なことがほとんど。必須ではないものの、大体優先して入れる枠です。
・マッドスミスなどの範囲や射程アップ系
雑に強い。必要に応じて、SランクだけではなくAランクの下位まで追加で使う時もあります。特にマッドスミスとくらやみハーピーの2種は、タロットの効果範囲アップがどんな場合でも腐りにくいので、どのデッキでも制限枚数入れることが多いです。
・わたぼう
雑に強い。タロットの引きがランダムなのが占い師の扱いを難しくさせている理由そのものなので、それを最低限ケア出来るわたぼうは必需品に近いです。白箱運用では開幕塔や死神で殲滅が強いし、汎用的には力世界教皇などのバフが強いです。デバフ役としてなら月や星も優秀です。高難易度4人バトルでは皇帝なんかも強く使える時があるし、可能性は無限大ですね。何のアルカナをわたぼうにセットするかを考えるのが、占い師としての第一歩と言えるでしょう。
・ワルぼう
雑に強い。トランプで言うジョーカー的な役割のタロットで、効果は手札にあるワルぼう含めてオーラが起きるタロットのオーラを全て発生させるというまさしくジョーカーそのもの。強力なタロットは大半がデッキ制限2枚になっているので、ワルぼうと合わせることで確実にオーラを宿らせることができますね。どのデッキにも入れない理由は一切ない強力無比なタロットです。オーラをほぼ確実に発動させられることから、ワルぼうにセットするアルカナはオーラで使いたいものにするのが定石です。おすすめは、特にオーラで強い魔術師や皇帝に戦車など。
・メカバーン
雑に強い。被ダメ軽減5が弱いわけはありませんからね。ただ、耐久力が必要な相手以外では抜くことも多いです。扱い的にはステータスアップ系と同等です。
・キングエレファント
雑に強い。30%で追撃がかかるので、攻撃アルカナを合わせると強く使えます。特に回避行動が不要な弱い相手ほど有効に使えるので、火力が欲しい場面では純粋に強いタロットです。
・ネクロバルサ
雑に強い。手札に入った時に確率でテンションが上がります。キングエレファントと似た扱いです。こちらは攻撃アルカナである必要性はないので、キングエレファントと同時採用するのに支障はありません。
・モッツアレーラ
占い師は、MP回復手段が節制かグラコスかモッツアレーラかボレロ装備しかないので。節制が弱い時点であまり積みたくなく、そうなるとグラコスを採用しない場合にはモッツアレーラに頼ることもあります。あまり使うわけではないですが、長期戦なら使う時もあります。
・スウィートバッグ
弱くはないものの、現状だと入れる枠が厳しいかも。ネクロバルサやキングエレファントが明確に周回方面で強いパーツなのに対して、こちらは攻略系でこそ真価を発揮するタイプのため優秀なタロットが増えた今では枠がないこともしばしば。入れても1枚ピンとかが多そうです。ヒーラー型で、女教皇や太陽をセットするのは悪くないと思います。