はいどうもー!エンドバトルではよく耳にする、準必中攻撃ラインとか、必中ラインとかって何?それだとどうなるの?って疑問があったので、詳しく調べて来ました。
最初に結論から言えば、相手に1ダメージ以上を与えられるようになる攻撃力の最低ライン。つまり、ダメージが0になってmissが発生しなくなる=フォースブレイクやレボルスライサーなど特技自体のダメージはどうでもいいが、その特技で与えられる追加効果を狙う場合にミスしなくなるってことです。
当たり前ですが、普通にアタッカーがダメージを出そうと思う時に、たった1ダメージを確定させたところで何の役にも立ちませんからね。あくまで、魔戦のフォースブレイクやサポート職のブメ特技等を使う場合に、特技自体が0ダメになってミスしないよう目安となる攻撃力の数値。これが準必中や必中ラインと呼ばれるものの正体です。
更に詳しく掘り下げていくと、ドラクエ10においてプレイヤー側が敵に与えるダメージは、最低でも50%で1ダメージになる、とされています。
これはメタル系モンスターを例に出すとわかりやすいですね。はぐれメタルなどメタル系モンスターの守備力は非常に高いので、どんな攻撃であっても会心以外は1ダメージしか出せません。装備なんて何もつけてないレベル1の初心者であっても、完全に育成し終わった136レベルのキャラであっても、1ダメージは出せるのが共通ですね。これがこのゲームにおいては、50%で1ダメージは保証されている具体的な証左です。
で、準必中ラインでは、この1ダメージを与えられる50%の確率が95%前後まで伸びる仕様です。ここまで来ると、運が悪くない限りはほぼ当たると言い切れるので、準必中ラインであるかどうかの差が大きいわけです。たった1でも攻撃力が低いだけで、レボルやFBの命中率が50% or 95%に変化します。制限時間のあるエンドバトルでこの差は致命的なので、これが準必中ラインは大事だと言われる理由です。
そして、必中ラインとはその名の通り、1ダメージを与えられる確率が100%になる攻撃力の数値を指します。幻惑や盾ガードにみかわしなど、そもそも攻撃力に関係なく失敗する場合を除けば、この値まで確保できれば確実に当たるってことですね。
他には、この確率は切り上げです。実戦においては、こういう状況下になることがあります。
・レプラコーンコードで小人化して与えダメージ100%マイナスがかかる
・更にファランクスで与えダメージ25%マイナスがかかる
合計して125%マイナス補正がかかっています。125%ダウンすると実際に与えるダメージが計算上マイナスになってしまうので、必中ラインであっても50%で0ダメージになってしまいます。
ただ、切り上げの仕様なので、マイナスにならなければ1ダメージが確定します。与えダメージが1%でもあれば良いので、この場合は26%以上のダメージ与え枠バフ(ベルトや断罪の種族特攻 160以降スキルラインの特技強化 光闇宝珠強化等の合計値)があれば、マイナスにはならず小数点のダメージになり、切り上げの仕様で1ダメージになるわけですね。
実際には、必中ラインと準必中ラインとの差はわずか5%しかないため、無理なく到達出来るなら必中にした方がいいが、無理をしなきゃ届かない場合は優先順位が低い、とも言えます。特にこれらの数値を求められる職は賢者や隠者などのヒーラーが多いわけなので、HPや回魔など他に優先すべきものがたくさんあるでしょうからね。
以上を踏まえると、準必中ラインの確保はほとんど必須に近い。必中ラインは余裕を持って満たせるなら。こういう認識で良さそうです。
具体的な数字としては、準必中ラインが、敵の守備力の半分よりも自分の攻撃力が高い場合になります。
必中ラインが、敵の守備力の4/7よりも自分の攻撃力が高い場合になります。
とはいえ、一般プレイヤーが敵のステータスを正確に把握するのは難しく、有志が検証した結果を元に参照するのが基本でしょうから。これらを覚える必要性はあまりないと思います。誰かが出した数字を鵜呑みにして試すで良いでしょう。
また、味方のバイキルトやデスマスクの戦鬼効果など、攻撃力が上がるステータス変化はここに影響します。実践的には、バイキなしで準必中、バイシありで必中みたいな調整は有用だということです。
スカラなど敵に守備力アップ効果がある場合は、逆に準必中ラインがその分だけ上がっていると覚えておくのは大事ですね。敵に守備力系のバフがある場合には、バフを消すまでレボルは温存する必要になるかもしれないので。ヘナトスが自身にかかっている場合も同様です。
難しいなあドラクエ10!!おわり。