はいどうもー!秋と言えば、食欲の秋!食べるの大好きかるみんです。昔はどれだけ食べても太らなかったのに、アラサーの今では体重計と睨めっこ。悲しい現実。
10月を暦上では晩秋(ばんしゅう)と呼び、読んで字の如くこれで秋が終わりです。11月からはもう冬ですね。最後の秋を今年もめいっぱい堪能してきましたよ!

夕 膨 我
化 ら が
粧 み 恋
縮 は
む
まずは紅葉のように可愛く第一弾!
せっかく今年のハロウィンドレアでサキュバスコスを作ったのでね、サキュバスのイメージに合わせて恋で詠んでみましたよ。
俳句の解説としては、季語が夕化粧(ゆうげしょう)です。この時期に咲くオシロイバナの別名になっています。夕化粧単体では、夕方にする化粧というそのまんまの意味合いもあります。
オシロイバナの花言葉は、臆病 内気 恋を疑う等があり、夕方にひっそりと花が咲き出し朝には萎んでしまう様子から、このような花言葉の由来になったようです。
俳句の意味合いとしては、日が暮れると咲き出すオシロイバナのように、私の恋も燃え上がる。でも、朝になるとどうしてかこの気持ちが萎えてしまう。私の本音はどちらなの?
オシロイバナの花言葉と、サキュバスにある夜の眷属や淫魔としてのイメージを合わせてみた感じです。
恋に恋してるだけなのか、それとも本当に好きなのか。乙女であれば、誰でも自問自答したことがあるのではないでしょうか?そんないじらしい気持ちを詠んでみたつもりですが、いかがでしたか。

秋 今 夕
刀 か 飯
魚 今 を
か か
な と
元気に可愛く第二弾!
リアルでも今日は秋刀魚を食べました。我が家にもぶちねこがいて、秋刀魚が欲しい欲しいとせがむものですから、猫ちゃんと一緒に分け合って食べましたよ。この時期は、やはり秋刀魚を焼いてガブっと頂くのが至高です。
俳句の解説としては、季語が秋刀魚(さんま)です。秋の魚と書いてさんまと読む。これぞ季語そのもの。
俳句の意味合いとしては、夕飯の献立は秋刀魚だよ!それが待ち遠しくて待ち遠しくて。早く日が沈まないかなあ、もう待ちくたびれちゃったよ。猫ちゃんと一緒に、秋刀魚が食べられるのを心待ちにしている感じです。可愛くてほっこりしますね。

秋 決 打
時 意 た
雨 を れ
宿 て
す は
趣きが一新!クールに決めていく第三弾!
バトマスドレアも作ったばかりだったので、せっかくだしこっちも絵葉書にしたいなあと。
この前に書いた新作ドレア紹介 鬼切丸の設定をそのままで絵葉書も作ってみました。モデルは、ヴァルキリープロファイルに出てくる蘇芳(すおう)というお侍のキャラクターです。
蘇芳が死に際で語る名台詞「俺は、自分が散々切り捨ててきた者たちこそ守りたかったのだ!」。その先のお話をイメージしてみました。
俳句の解説としては、季語が秋時雨(あきしぐれ)です。時雨とは、降ったり止んだりする雨のことで、秋~冬にかけて起こる気象です。時雨そのままでは冬の季語として扱いますが、秋をつけて秋時雨にすることで秋の季語にもなりますね。
俳句の意味合いとしては、生前に果たせなかった悔恨を、此度こそ必ず成し遂げてみせる。つまり、自分が本当に守りたかった者たちを守り抜く。気まぐれな秋時雨に打たれる度、その決意は己が身に強く宿っていく。そういう感じです。

朱 浴 月
に び 明
染 る を
ま 涙
る が
秋を締め括る第四弾!
私は月明かりの谷が好きです。ver5.0のストーリー上で触れ合った子供たち。その魂を鎮めるために、毎年ここにやってきては絵葉書を作っています。
俳句の解説としては、季語が月明(げつめい)です。月明かりのことですね。秋は特に月の明かりが綺麗なことから、月明が秋の季語になっています。
俳句の意味合いとしては、救えなかった子供たちのことを思うと、今でも涙が溢れてくる。月明かりに照らされ輝く紅葉した秋の草木も、まるで血の涙を流しているかのようだ。
哀愁を漂わせる背中が、とても小さく映っているのがこだわりです。たかがゲームのキャラですが、それでも思い入れがあれば何も関係はありません。ただ、安らかに。