続き
前回の記事で冒頭部分に載せた旅芸人の例でも触れましたが、各種奇跡や技巧に瞬きシリーズも押さえておきたいポイントです。サポートのAIを把握しよう!特技や呪文の仕様を把握しよう!にも通じます。
例えば、旅芸人の使う呪文だとバイシオン ベホイム ルカナン ザオラルあたりになります。バイシオンとベホイムは呪文速度50%で最速詠唱となり、ザオラルは67%、ルカナンは75%です。早詠みバフは呪文詠唱速度を50%上げる効果なので、神智の指輪を装備する場合は50%必要値から差し引きすれば良いです。これを見ると、旅芸人の宝珠の振り方と装備の組み合わせ、また取る作戦によっての優先度の違いもわかってきます。
旅芸人をバッチリがんばれで運用する場合は、味方のHPが減っていたらベホイム or ハッスル 味方が死んでいたらザオラルの2つが最優先行動となり、次に痛恨を使ってくる相手には会心ガードを使い、それらが全部ない場合で味方にバイキルトがかかっていないならバイシオンとビートを優先して使います。そして、敵にルカニが有効で敵の守備力が一定値以上(詳細は不明)でルカニがかかっていない場合は、ルカナンを使う。これらが全て終わった後で、ようやく攻撃行動に移ります。
バッチリがんばれだと、とにかく呪文を使う頻度が高いわけです。そのため、神智の指輪を装備して呪文速度を上げ、そこに加えてザオラルとルカニ系の瞬きを振ることで、高頻度で使う呪文の詠唱速度を出来るだけ速くする=他の行動全てが多くなる=強いとなります。指+瞬きだけではザオラルとルカナンは最速詠唱に出来ないので、それを見越して武器か腕に更に1~2追加で呪文速度をつけた方が結果として麻痺などをつけるよりも強い、というシーンは多分にあります。
つまり、強いサポート仲間を作るってこういうこと。バッチリで強い旅芸人にしたい→AIの優先度的に呪文を使う頻度が高いので、しっかり装備と宝珠で呪文速度を盛る→どうせその呪文を使ってしまうのだから、出来るだけ効果が増える用に奇跡や技巧宝珠、回復魔力を上げるなどもする等々です。イシスのアンクなどは攻撃力と等価交換になってしまうのでそこまでする必要はないことがほとんどですが、身体下の錬金は選択肢として守備力 or 耐性 or 回復魔力なので、耐性が不要であれば回魔にしておくことが強い時は結構あります。
作戦によっても全然変わります。例えば、旅芸人はガンガン行こうぜに変えると、味方が死んでいるならザオラル 味方のHPが赤色になっているならハッスルかベホイムが最優先行動で、回復行動をする基準がHPが黄色から赤色に変わります。そして、痛恨を使ってくる相手にも会心ガードを使用しなくなり、ビートは使うがバイシオンを使わなくなります。ルカナンも使わないです。
ガンガン行こうぜだと、ピンチの際の蘇生や回復以外は呪文速度がいらないってこと。サポート旅芸人はバッチリがんばれだと呪文詠唱速度がとても重要なのに、ガンガン行こうぜだとほとんど不要。これくらい大きな違いになるので、どの作戦を使う前提なのか、また作戦に応じてAIが取る技や優先順位の違いは何なのか。こういったことを踏まえてからビルドの構築をしないと、全てが無駄になりやすいので注意が必要です。
今現在ver7.5では、宝珠の振り分け登録システムが実装されているので活用していきたいですね。私は、バッチリ用旅芸人 ガンガン用旅芸人 ストーリー用旅芸人など複数の宝珠振り分けをして、用途に応じて使い分けています。
続く