かるみんの冒険日誌

今回から実際に旅芸人サポートを作る場合のお話です。

 旅サポには、大きく分けて3つの型があります。まずはどの方向性にしたいのか、それをはっきりさせておくことが大事です。

・状態異常ばら撒き型
主にレベル上げや普段使いで活躍している旅芸人です。範囲攻撃型とも言えますね。攻撃力すばやさ各種状態異常に特化しています。旅のデュアルカッターとデュアルブレイカーはチート染みた圧倒的な超性能で、範囲攻撃技として他の追随を許さない強さです。純粋な攻撃力だけでも範囲攻撃最強で強いのに、旅芸人ブーメランスキル限定の状態異常成功率アップ＋デュアルカッターの追加効果判定2回の組み合わせで、状態異常もばら撒けるので本当に強いです。状態異常が効く相手限定なので、エンドバトルのような高難易度バトルでは出番に乏しい旅芸人ですが。雑魚戦では、まさに頭ひとつ抜けた最強サポート仲間と言えます。その真髄を存分に活かした型です。ガンガンいこうぜでの運用に最も適性があります。

・汎用サポート型
主にばっちりがんばれでの運用を想定した型です。オーソドックスな旅芸人ですね。攻撃でもサポートでもデバフでも回復でも何でも出来るのが旅芸人の強みなので、雑にとりあえず入れておく枠なのがサポート旅芸人。状態異常ばら撒き型に比べるとヒーラーとしての側面が大きいため、回復力や呪文速度に耐久力や各種耐性を盛ると使いやすいです。

・レアドロ＆通ドロ旅芸人
 盗みや細胞などのお供に、アストルティアの経済を支えている旅芸人です。アクセや腕にレアドロップや通常ドロップアップをつけて、モンスターからのドロップ品を狙う型。腕装備が基本的に皮の手袋一択になるので、必然と防具も腕フリーでセット効果を発揮できるグレイスフルセットに固定されています。


 よりシンプルにまとめれば、攻撃型 汎用型 レアドロ型の3タイプと言えるでしょう。このタイプによって、適した防具セットや武器に錬金効果などが変わってきます。また、それぞれのタイプの中でも更に種類があります。

 先に全タイプでの共通項を挙げると、こころでは、型を問わずギルガランのこころがサポート旅芸人では最強です。攻撃時ルカニが強いだけではなく、守備力アップも優秀なので使い得です。ガナサダイの方がルカニの数値は1％高いですが、雑魚戦においてはHPよりも守備力の方が優秀で、アクロバットスターを取得している場合は必殺アップがむしろデメリットにしかならないので、ギルガランの方が私は強いと思います。アクロバットスターを取得しておらず、トリックゾーンのみ取得しているタイプのみガナサダイのこころも一考の価値ありといったところ。私のサブ旅はアクロバットスターなしですが、それでも守備力狙いでギルガランにしています。ヘナトスをつけたい場合のみ、ガナサダイにしようかなって感じです。

 旅芸人の必殺の閃きですが、上記の理由で基本的に弱いのでレベル0を推奨します。また必殺チャージ率アップ系の防具も同じ理由で弱いです。アクロバットスターがただの遅延にしかならず、有効に働くことが少ないためです。ストーリーボスに連れて行く旅芸人のみ、必殺の閃きを上げてもいいかなという程度です。

 ブーメランスキルの宝珠に関しては、あえて上げない方が良いものがあるので注意が必要です。旅芸人に限らないのですが、サポート仲間のAIは最大威力の技を優先して使います。例えば、天下無双が合計3000ダメージ ギガスラッシュが敵1体に対して合計1200ダメージのサポート仲間バトルマスターがいたとします。このバトマスの技優先度は、敵が3体未満なら天下無双3000〉ギガスラッシュ1200～2400となるので天下無双で、敵が3体以上であればギガスラッシュ3600～〉天下無双3000となるためギガスラッシュを使います。
 これを旅芸人に当てはめると、バーニングバードに要注意。敵が複数体であればデュアルカッターが最強すぎるので関係ないですが、敵が単体の場合だとデュアルカッターとバーニングバードの倍率がほぼ同じなので、装備や調整次第ではバーニングバードを使うことがあります。バーニングバードは硬直がカッターより長い＋錬金の状態異常がカッターは2回判定があるのにバードは初弾の1回のみと、使うメリットがほとんどありません。炎属性弱点の相手に使ってしまうのは性能上仕方ないですが、宝珠やスキルラインでカッターは強化するがバードは強化しない＋炎特技強化のベルトをつけないことで、出来るだけAIに使わせないようにすることが出来ます。こういう細かいポイントも、強いサポート仲間を作る上では欠かせないですね。


 続く