結論から言えば、ポルテが可愛い。これに尽きますね。結局これが1番大事だと思いました。
過去に書いたメインストーリーの感想では、手放しに全ドラクエ史上で最高傑作だと誉め称えたのはver5とver2だけで、ver3と4と6には良い点もあったし悪い点もあった。特にヒロインの魅力がない、物語の後味が悪いあたりは低評価をしていました。
で、ver7は、とにかくヒロインのポルテが可愛い。終始可愛い。
どうなったのか分かりにくいとか、何でポルテがたくさんいるのとか、ゼネシアが女神にあるまじき悪役すぎるだろとか、結局これってルティアナとゼネシア無能女神姉妹のマッチポンプだよなとか、まあ色々と思うことはありましたが。そんなことは全て、ポルテが可愛いから細かいことはどーでもいいか!となった。
ポルテがただいま!と、エテーネ村に帰ってきてくれたことだけで大満足です。これなんだよな~。どうして物語にはヒロインが必要なのかと言えば、ヒロインに対して愛着が湧けば、感情移入が出来れば、大体のことは有耶無耶にして流せるからです。とにかく読了感が良くなる。まあ色々あったけど、大好きで可愛いヒロインちゃんが報われたみたいだし良かったよね、と。
その点、ver7はよかったですね。実際は1人だけじゃなくて色んなポルテがいましたが、徹頭徹尾ポルテというキャラクターの良さに救われていました。ヒロインであり、オアシスのような存在であり、物語の中核を担う存在であり、ラスボスでもあった。
ポルテが可愛いから、始まりのポルテである青髪ポルテちゃんにも出会ってすぐ愛着が湧いて、最後に主人公だけでも生かしてくれたシーンには感動したし。そこからゼネシアが復活してハッピーエンドで終わった時には、今までのクソみたいなゼネシアの所業は全部置いておいて、ポルテを救ってくれてありがとう!!となりました。
創失を招くものに関しても、最後にはやるだけやって自虐気味に自らを創失させて消えていきましたが。散り際の表情を見るに、彼女にもそれなりの救いがある末路でよかったねと感じました。彼女もまた、ポルテの一部分ですからね。青髪ポルテちゃんの願いは、創失を招くものともまた一緒に仲良くしよう、だと思ったので。それは叶わなかったですが、救いようのない結末ではなくてよかったです。
他細かい点を挙げると、ver2で言及されていたスキルマスターがグランゼニスと仲が良かったことを回収してきたり。ドラクエ9からドラクエ10に続いているという世界観の設定をちゃんと抑えて終わらせたこと、および女神セレシアやドラクエ9主人公である星空の守り人など、ドラクエ9をやってた人はニッコリする要素が散りばめられてたり。ver4で言及されていたキュロン人の謎や、パドレとリンジャーラの関係に、魔界で存在が匂わされてた魔王バルメシュケなど、時を超えて多くの伏線を綺麗に回収していた点が高評価です。この辺は、ver6から顕著になったように感じますね。ver5までは当初から予定されていた物語で、ver6からはサービス継続を踏まえて新しく考えた範囲になるから、伏線を張るより回収していく段階になったのだなあと。
更にver7という一括りではなく、7をバージョンごとに細分化して評価してみると、ver7.0とver7.1はめちゃくちゃ面白かったです。各町の物語や導入部分が素晴らしく、特に私はジーガンフが主役の小説を書くほどジーガンフ愛好家だったので、まさかの主要キャラクターに大抜擢&迫真のボイス付き&いじられキャラで可愛い&獅子奮迅の大活躍で、嘘でしょと感動してましたね。
ジーガンフが個人的に好きとか関係なく、アマラーク関係は最高でした。物語の内容や登場キャラクターがみんな良かっただけではなく、街の人々全員に話しかけて、物語の進行度に応じてセリフが変わる様が格別で、そこから物語では言及されなかったアマラークのドラマや歴史が感じられてとても良かったです。本当にアマラークはおすすめです。サブキャラがもしいたら、ぜひ進行度に応じて住民に都度話かけてみてください。
最後に改めてver7の総評をしてみると、導入部分のver7.0と7.1の完成度の高さは歴代屈指で、そこにポルテの可愛さも加わってワクワク感は最高だった。ver2から言及されていたグランゼニス待望の復活、ジャゴヌバを倒して平定したものの魔界に多く残された謎の一つであった魔王バルメシュケの野望、主人公に宿っている時渡りの力の始まりキュレクスの故郷など、各エピソードもドラクエ10が好きなら胸踊るものばかりでした。ゼネシアがクソすぎて悪役としての魅力がなかったのと、師匠ポルテに現状で救いがない以外は、個人的な不満はなかったです。確かな満足。おわり。