「みんが しんだあ。みんが しんだあ。」
みんがかりの ひとが、さけびながら、じむしょにとびこんで、きました。げんこつで つくえを たたいて、なきふしました。
あすとるてぃあの ひとたちは、みんの いえに かけあつまって、みんな どっと いえのなかへ ころがりこみました。みんの からだに とりすがりました。みんの からだを ゆすぶりました。
みんな、おいおいと こえをあげて なきだしました。その あたまのうえを、またも ぱふぱふを つんだ おがおの むないたが、ごうごうと あずらんのそらに おしよせてきました。
どの ひとも、みんに だきついたまま、こぶしをふりあげて さけびました。
「ぱふぱふを やめろ。」
「ぱふぱふを やめてくれえ。やめてくれえ。」
あとで しらべますと、にわとりぐらいも ある ちいさな みんの のうみそには、ひとかけらの くそこめさえも はいって いなかったのです。その くそこめのみんも、いまは、この おはかのしたに、しずかにねむっているのです。
あすとるてぃあの ひとは、めを うるませて、わたくしに この はなしを してくれました。そして、ふぶきのように、さくらの はなびらが ちりかかってくる いしの おはかを、いつまでも なでていました。
死因:クソコメとぱふぱふ不足