ドキドキ。
ドキドキ。
ガチャリ。
ここが………キャット・マンマーがいる巨猫の巣か………。
………。
奥の方にえらく大きな猫?がいるな………。
そうか、奴が側近の大猫だな。
間違いない。かなりでかいもんな。
その時、近くで何かが動く音がした………。
ガサ……。
………?
ガサガサガサガサッ!!
………!?
頭上から何か大きなものが降ってくる!?
ずっどーーーーーーーーーーん!!
「はっはっはー!!今日も快調、魚がうまい!キャット・リベリオ様のお出ましだーッ!!」
「………ん?ニャんだ貴様は。変な格好したドワーフだな。」
((((;゚Д゚)))))))
……やっべぇ!!
……ちょっといきなり過ぎるでしょ!!
……どうしよう!?とぼける?逃げる?プリズニャンのフリをする?
………………。
いや、ダメだ。
モリズニャンのためだ。それにここで逃げちゃあ、もう一生プリズニャンになることは出来ない。
いきなり現れた大きな猫に圧倒されながらも、私は事情をゆっくりと、しかししっかりと前を見据えて話した。
………。
しかし………。
「事情はよく分かったニャ。ドワーフにしては猫の良さに気づくとは対した奴だニャ。」
「でも、ダメだニャ。どんな理由があっても、ここは通さないニャ。」
「どうしても通りたければ実力を示すしか無いニャ。」
ウズウズ………。
どうやらこの猫。かなり好戦的なようだ。
どうしたってやるしか無いらしい。
信じろ。
自分を信じろ。
モリズニャンを信じろ。
やれる。お前らならやれるはずだ。
期間は短くとも、2人でやって来たんだろう。
よし、やってやろうじゃないか!!
モリズニャン!これは俺達の人生を掛けた戦いだ!!
泣いても笑ってもこれが一番大きな戦いになるだろう!!
………いくよ。
2人は大きな猫に向かって走り出した。
そこからはあまり覚えていない。
無我夢中で剣をかわし、ツメを立て。
数多の氷が飛び交い。
血しぶきが氷の粒と混ざって行った。
やがて、私もモリズニャンも立つのさえやっとになってくる。
しかし、それは相手も同じこと。
その時!!
息を荒くした大きな猫が急に私に背を向け、モリズニャンの方に向き直った!!
「さっきからチョロチョロと鬱陶しいニャ!!お前がいなければコイツもここに来なかったニャ!!」
「余計な事をしやがってニャーッ!!」
高々と振り上げられた刀がモリズニャンに向かって振り下ろされる。
………。
どうしたらいい。どうしたらいい!!
『本能を呼び覚ませ……。子孫よ………。本能を呼び覚ますんだ……。』
確かにそう聞こえた気がした。
私は真っ赤に染まる景色の中、両手をダラリと地面すれすれまで下げた。
タ イ ガ ー ク ロ ー ! !
何が起こったのかわからなかった。
ただ、目の前が真っ白になり。
そのまま意識を失った。
つづく。
今回は予選の結果次第のマルチエンディングシステムです!!
どうなってしまうのかー!!
つづきは明日の日誌です!!
真面目な感じで期待外れだったらごめんなさい!!
※多分、次回の日誌もネタバレ写真に該当する写真があるため、交流酒場の検索には引っかかりません。
ご了承お願い致します。
現在プリズニャンコスでベストドレッサーコンテストに応募しております!!
種族:ドワーフ
タイプ:コスプレ
並び順:新着順
で検索して頂いての最終ページにいます!!
つまり……1番最初に登録したって事です!
本気です!本気で決勝投票目指してます!!
少しでもいいね!と思ってもらえたら………
皆様の清き1票をお恵み下さいませ!!