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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 138

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マユラの冒険日誌

2026-03-13 12:56:09.0 2026-03-13 18:45:02.0テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

7 灰色の港町①

 ランガーオ山地とグレン領東を繋ぐ集落、獅子門。今はオーガ達が逃げ惑っているそこには、魔物たちの大群〈闇朱の獣牙兵団〉が集結していた。
 その総大将である〈闇朱の破砕将〉は途轍もない巨体で集落の北に鎮座しており、アームライオン型の強襲隊長以下、ホークマンやダーティラビッツ、ダークペルシャのような魔物たちがひしめいている。――これらは全て、魔物商人によって兵器としての運用を目的に開発された〈商品〉であった。
 一方、橋を挟んだ集落の南側では、獣牙兵団に規模こそ劣るものの、それでも相当な数のキラーマシン軍団が規則正しく整列している。その奥では機甲戦団ガイデスの首領メギウスを指揮官に、当時の戦団三幹部であるセバス、ジンオウ、シキョウが万全の戦闘態勢を整えていた。
「我々の目的は防衛ではありません。最優先すべきはあのおぞましい兵団を扱う魔物商人、奴らをあぶり出して直接叩き潰すことです。総帥Mとやらのやり方では、いつまで経っても不毛な戦いが続くばかりですからね」
 指揮官の言葉を皮切りに、ジンオウが両腰の得物を豪快に抜き放つ。シキョウの闇色の魔力が目に見えて高まりを見せ、既にアズール・プルミエへと魔装展開済のセバスは、直立不動で次の指示に向けて待機していた。
「ジンオウ隊は先陣を切って橋を渡った後、C−4からD−4地点へ方向転換。そこで周辺の敵戦力を迅速に殲滅後、セバス隊に合流して総大将を叩いてください」
「グハハハ、任せておけ! 何なら俺様が一人で全員ぶち殺してくれるわ!」
 いきり立つジンオウを尻目に「本物の馬鹿だな……」と蔑むシキョウ。メギウスが続けて、
「セバス隊はジンオウ隊に続いた後、そのまま直進。D−2、もしくはE−2地点で被弾は極力避けつつ、総大将を削れるだけ削ってください」
「かしこまりました」
 恭しく一礼するセバス。その時点で残された自身の役割を理解したシキョウが、
「するってェと俺は殿を務めつつ、右手側の連中を皆殺しにした後でセバスと合流、ですかい?」
「流石はシキョウさん、お察しの通りです」
 頷いてみせたメギウスが、自身も懐から翠の刀身の短剣を抜き放つ。三幹部が進軍した後、自陣へ進軍してくる敵戦力を迎え撃つのは、指揮官である彼自身の部隊の役割であった。
「勝つのは獣牙兵団ではなく、我々機甲戦団です――全軍、進撃せよ!」
 メギウスが声高らかに命令を下し、自陣の張り詰めた空気が一気に最高潮へと燃えたぎる。
「――アズール・プルミエ、出る!」
 セバスもまた全身の魔装にオーラをみなぎらせ、キラーマシン部隊を率いて戦場へと身を躍らせていた。オーガの民達の悲痛な叫び声が耳から離れないまま、その蒼翼が襲い来る魔物たちを容赦なく切り裂く。やがて蒼穹の魔装と共に、視界の全てが血なまぐさく真っ赤に染まり――

 目を開けると、そこには知らない天井――のはずであった。
 それが目に入るよりも先に、くまの被り物が記憶に新しいプクリポの顔がすぐ近くで覗き込んでいた。そうやって見守っていたるーみーがセバスの目覚めに気づき、独特な走り方で母を呼びに行く。
「まっまー、セバスちゃん起きたでー!」
 セバスが客間のベッドから上半身を起こし、これまでの光景が幾度となく自分を苦しめてきた過去の悪夢であったことに思い至る。程なくして、既に普段着となっていたマユラが、るーみーに伴われて客間に姿を現した。
「気分はどう?……と聞きたいところだけれども、あれだけうなされていれば爽快とは言い難いわね」
「すみません、私はどれくらい意識を――」
「一時間くらいね。体はもう大丈夫なはずよ」
 マユラが言い切った通り、セバスの体はすっかり回復しており、すぐにでも立ち上がることができた。

〜7 灰色の港町②へ続く〜
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