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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 138

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マユラの冒険日誌

2026-03-20 20:18:18.0 2026-03-20 20:26:54.0テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

8 新・魔装展開、ウェナブルー!④

 紙一重の見切りや後の先を取る戦法、そしてウェナブルー・アルシオンからの連携による超必殺技とも言うべき竜闘気の産物、エリミリア命名のウェナブルー・エリュシオン。その全てがなくてはならないものではあったが、これらの技を前に黒騎士から伝わったのは――戸惑い、であった。
 その理由こそ推測の域を出ないものの、黒騎士にとって今回のセバスの戦い方には計算外の要素が含まれていたのかもしれない。戦団からの刺客であれば過去のデータを有していてもおかしくはなく、それが現在のセバスと異なっていた点が相手の隙を生み出し、戦局を有利に進められた可能性は高いと考えられる。
「しっかし、少し調子が戻ったらお腹空いてきちゃったなぁ。向こうの酒場は不定期営業だし……セバスちゃん、何か食べたいものある?」
 灰色の港町にはエリミリアが懇意にしている酒場があるのだが、本日は休業日のようである。体調はそこそこ持ち直してはいるものの、肉体の疲労と倦怠感が顕著であるため、今夜はジュレットまでルーラストーンで飛んで楽に外食で済ませようかと考えていた矢先、
「よろしければ、何かお作りしましょうか」
「え、いいの!? うわぁ、嬉しいな〜!」
 大喜びのエリミリアの許可を得て、キッチンを借りるセバス。彼女も研究の傍ら、多少の炊事は行っていたようであり、錬金素材とは別に幾つかの食材、基本的な調味料が保管されていることを確認。
 可愛い柄のエプロンを借りたセバスは複数の調理工程を手際よく並行して進め、やがてテーブルには前菜のキャベツと人参のコンソメスープから始まり、サラミやチーズをトッピングしてトーストしたパン・ド・カンパーニュ、メインディッシュに下味とタレの調味料を絶妙なバランスで甘辛く整えたポークソテーが鮮やかに並べられていた。
 セバスは傷の治りを心配して一旦は止めたものの、折角の素晴らしいお料理なのだからと、エリミリアがとっておきのワインを開ける。対面に座った二人がワイングラスを掲げて乾杯し、決して派手ではないが優しく温かい、そして体中に染み渡るような味わいの料理に舌鼓を打つのであった。
「んっん〜、美味しいぃ〜♪ 家でこんなに美味しいご飯を食べたのって、本当に久しぶりかも!」
 エリミリアとしてはたまたま残っていた野菜や豚肉、お酒のツマミがこれほどまでに美味しい料理に生まれ変わってくれて大満足であり、ワインの効果も手伝ってか、頬に紅を差したかのような実に幸せそうな顔をしていた。思えばプクリポリタウンでの食事も素晴らしいものであり、これを毎日食べられる主のクロムを羨ましく思ったものである。
「ふぅ……ごちそうさまでした! とても美味しかったです!」
 手を合わせるエリミリアに、セバスが一礼を返しながら、
「お粗末様でした。そこまで喜んでいただけたのでしたら、執事冥利に尽きます」
 普段は妖艶な魔女にしか見えないエリミリアだが、いざこうして部屋着の彼女と向き合ってみると、時折子どものように素直な感情を見せるところが可愛らしくもあり、セバスはクロムの世話をしている時のような微笑ましい気持ちになるのであった。
 セバスが淹れた食後のお茶を楽しみながら、ふとエリミリアが思い出したかのように尋ねる。
「セバスちゃん、以前は確かメギウスの執事だったのよねぇ。その戦闘術もあいつから?」

〜新・魔装展開、ウェナブルー!⑤へ続く〜
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