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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 140

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マユラの冒険日誌

2026-04-25 20:08:28.0 テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

14 決戦の日、不穏なる影③

 昨夜は惜しくもセバスを捕まえられなかったエリミリアだが、グレン住宅村の雲上地区で一人暮らしをしているレミエルから泊まっていくよう強く勧められ、その小さな家で一夜を過ごすことに。
 そして、のんびり昼頃に目覚めた彼女達。エリミリアはいつものセクシーな魔女服に鈍色の左脚、レミエルは髪をややラフなポニーテールでまとめて袖口の広い踊り子のような青い衣装に着替え、グレン城下町の酒場で優雅にブランチを楽しんでいた。カウンターの奥にぶら下がる脂の乗った巨大な肉を分厚く切り分けられ、エリミリアが赤ワイン、レミエルが搾りたてオレンジジュースで一息つく。
「ミリ姐ったら昼間っから酒飲んじゃって、悪いオトナじゃん」
「フッフフ……昼から飲めるという愉悦は、何物にも代え難い酒の肴よねぇ〜」
 表情だけを見ると魅惑的な魔女の笑みを浮かべているものの、やっていることはそこまで立派とは言い難いエリミリア。グラスを置いたレミエルが苦笑しながらも、
「ところでミリ姐、誰かイカしたドラマーを紹介してくれるって話はどんな感じっスかね〜?」
 地下闘技場ではソロでギターを弾いていたレミエルだが、本来はロックバンド〈Deluge〉のギターボーカルを担当している。とはいえメンバーは足りておらず、固定のベーシストはレミエルと同い年のウェディの少女、後はギターの師でもあるエリミリアがたまに付き合いで一緒にやってくれるものの、専属のドラマーは長らく不在であった。
「聞くまでもないと思うけど、女子限定よね?」
「勿論! うちはガールズバンドなんで!」
「んっん〜……じゃあ今度、うちのパーティーメンバー紹介しましょっか」
 少し考える様子で口にしたエリミリアに、レミエルが首を傾げながら、
「えー、マユ姐ドラム叩けましたっけ?」
「アハッ、別のオーガの娘よ〜。マユちゃんだと毎回ドラムクラッシュしそうだもんね」
 それを聞いたレミエルの目が、途端に期待でキラキラと輝きを増す。
「うわーめっちゃ楽しみじゃん! もしかして今夜とかってイケちゃったりします!?」 
「……残念、今夜はちょっと用事があるのよ」
 そう答えたエリミリアの瞳が、一瞬レミエルとは違う不気味な金色の輝きを見せる。そんなことは全く気にせず、自分好みの新しいバンドメンバーに思いを馳せ、期待に胸を膨らませるレミエル。エリミリアの思考は、もはやレミエルが及びもつかない別のところへと移っていた。

 そして、運命の夜――ゲルト海峡。
 橋上の宿の向かいにある梯子から、小さな船着場へと下りるセバス。見張りが居ないことを確認し、渡し舟でガミルゴの盾島へ渡ると、すぐそばの尖った大きな岩陰では既にレゼールと二名の魔法戦士、そして三名の衛士達が待機していた。闇に紛れるためか、再び漆黒のファントムを思わせる剣士姿のレゼールが、セバスに気づいて一歩前に出る。
「よくいらしてくれました、セバス殿。我々も連中に気づかれぬよう、先程そこの渡し舟で到着したところです」
 現在地から牙のような岩に囲まれた傾斜を上った先には、巨大な盾が倒壊したような大空洞の入口がぽっかりと開いており、その奥の様子を窺い知ることはできない。あまり早くから張り込んでしまうと渡し舟の存在は勿論、魔物商人が連れているモンスターに感づかれる恐れがあるため、レゼールの率いる一行も慎重に慎重を重ねて盾島に上陸していたのであった。
「連中は本船を沖合に停泊させ、そのまま商品達を引き連れて大空洞へと運び込んでいるはずです。後はここで張り込みを続け、機甲戦団の接近を待ちさえすれば――」
 レゼールの言葉は、ここで遮られることになる。いつの間にか、辺りには腐肉のような臭いが立ち込めており――大空洞から響き渡る轟音と共に怒涛の勢いで現れたのは、実に十数頭ものダークパンサーの群れであった。
 その悪夢のような光景に、哀れな魔物商人の屍がセバスの脳裏をよぎり――
 同時に、彼は宣言する。

「――魔装展開!」

〜15 魔導戦艦バルデアス①へ続く〜
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