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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 140

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マユラの冒険日誌

2026-05-03 22:35:21.0 テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

16 孤高の道を征く者達③

「ぐぅっ!?」
 平衡感覚を失って絨毯に叩きつけられるのとほぼ同時に、自分が蹴り上げられたことを理解するセバス。左腕を振り上げた勢いを利用してそのままバックサマーソルトで蹴り上げ、ムーンサルトで間合いを離したアーシュラが綺麗な着地を見せる。驚くべきことに、彼女は重量級の槍を右手に持ったままそれを決めてみせたのであった。
「見事だった、ウェナブルー。私でなければ、その突きはクリーンヒットしていただろうがな」
 アーシュラが左手でさする腹部には、セバスのオーラが掠った痕跡が焼きついている。惜しくも皮一枚止まりではあったものの、一瞬の攻防の中、彼の狙いは確かに眼前の強敵を捉えていた。
 一閃突きを囮に左の爪で迎撃するも、それすらも読まれた時の二段構えのムーンサルトを仕込んでいたアーシュラ。恐らくは完全に入っていれば一方的にダウンを奪えたはずだが、セバスの踏み込みが彼女の想定をほんの少し上回るスピードを見せ――僅かながらも反撃を許したことに、彼女の口角がニヤリと上がる。
「次は小細工なしだ、死なない程度に抗ってくれ」
 再度の爆速踏み込みから、今度はあえて遅く見せる必要もない槍の一撃が振り下ろされる。回避を許さない迅雷の速さが深紅の軌跡を描き、それに伴う重さはとっさに腕をクロスしたセバスの防御をあっさりと打ち崩す。ガードを開けられた衝撃で一瞬の硬直を見せたセバスの懐に、続けてアーシュラが跳躍と共に斬り上げる!
「あれが武神の護法ってやつだな、覚えたぜェ」
 壇上の片隅から対戦を見守るシキョウが独りごちた時、不意に彼の左手小指の先がぱっくりと割れて血が流れ出す。
(痛ェなァ……ツクモモンがやられたか)
 ルクスガルン大空洞前に置いてきたツクモモンが何者かによって倒されたことで、それが自らの傷となってシキョウにフィードバックする。慣れた様子で黒い瘴気を傷口から噴出させて止血しながら、彼はその原因について思案していた。
(あの魔法戦士どもが大人しくさえしていりゃあ、表の獣達はそろそろキラーマジンガ隊が制圧しているはずだよなァ。そこに来て、あえてツクモモンを始末する理由が思い当たらねェ……こりゃあ、何かあったかもしれねェな)
 ルクスガルン大空洞を気にしながらも、今はひとまずセバスとアーシュラの戦いに再び目をやるシキョウ。武神の護法を正面から受けたはずのセバスは倒れておらず、その全身からは蒼穹のオーラが一層の高まりを見せていた。
 そのセバスが、おもむろに右拳を振りかぶる。単調なストレートが当たるはずもなく、すかさず深紅の稲妻をまとった槍のカウンターが入るはずであったが、拳を放ったはずのセバスの姿が不意に消え失せる。
「んん……!?」
 思わず高い声が漏れ出るアーシュラだが、即座に天井を仰ぎ見ると――そこでは蒼穹の神鳥がオーラの翼を広げ、今まさに舞い降りんとしていた。
(以前とは見違える程のスピード……お見事ね)
 アーシュラのお株を奪うが如く、初撃を囮に本命を打ち込む手法を再現してみせたセバスであったが、跳躍に至るまでの速度は凄まじいものであった。強化された魔装のオーラを爆発的に高め、その機能をフル活用することで、ウェナブルーは達人の目すら欺く閃光のレベルに至ったのである。
「だが、当たってやるわけにはいかんな!」
 アーシュラの左手が激しくスパークし、対空砲火とばかりに轟雷の波動が放たれる。以前ジンオウに放ったものと遜色ないレベルで練り上げられた闘気を、しかしセバスは右腕に集中していたオーラを斬撃波として撃ち出しそれを相殺。アーシュラが再び槍を構えるも、既に二の矢である左腕は彼女の懐に届きつつあった。
「ウェナブルー……エリュシオン!」
 防御態勢が完全に整わない槍のガードを左でこじ開け、先程斬撃波を放った右腕に今度は竜闘気が宿る。今や完全に魔装の力を引き出しているセバスは、アズール・プルミエを超えたウェナブルーとして転生を遂げた存在へと昇華していた。

〜16 孤高の道を征く者達④へ続く〜
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