目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: ストームカイザー
レベル
: 140

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

マユラの冒険日誌

2026-06-06 22:22:06.0 2026-06-06 22:22:50.0テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

21 Kill me till the end②

 数年前――ヴェリナード領西、そよ風の浜。
 放浪の旅の末、深夜にそこへ流れ着いたゼーエンが目撃したのは、魔物商人の取引現場であった。
 元より戦闘のセンスに優れたゼーエンはさしたる敗北の経験もなく、邪魔になるような叩き潰せばいいと考えていたが――後に、それが甘かったと思い知ることになる。
(何だこのダークパンサー共は、妙に統率の取れた動きをしやがる! それに奥の連中、こちらをただじっと眺めてるだけかよ……舐めやがって!)
 両の拳に装備した碧刃の爪を振るいながらも、ダークパンサーの波状攻撃に劣勢を強いられるゼーエン。加えて足元を取られやすい砂浜では思うような足運びができず、これまでセンスのみで戦ってきた彼の経験不足が、ここに来て致命的な隙を生じさせていた。
「グルルゥオォォォ!」
 退けたダークパンサーの陰から飛び出してきた別個体の獣爪をまともに食らい、ゼーエンの黒いコートが引き裂かれる。もんどり打って倒れるその様子を遠くの木陰で眺めているのは、恐らく魔物商人の一団――特に中央で深紫のフードマントをまとった仮面の男から向けられる視線が、妙にねっとりと絡みつく気がしてならない。
 立ち上がることすらままならない中、ゼーエンの周囲で複数のダークパンサーが唸り声を上げる。
(くそっ……俺はここまでなのか? まだ何者にもなれず、何も成し遂げていないままで終わるのか!?)
 じりじりと包囲を狭められ、もはや死を待つばかりの己が身を呪いながらも、その目はまだ闘志を失っていない。よろめきながらも何とか顔を上げ、
「来るなら来い……俺はまだ終わっちゃいない!」
 その魂の叫びを合図に、ダークパンサーの群れが一斉に飛びかかる。せめて一体でも道連れにせんとばかりに、ゼーエンが爪を振り上げたその時――目の前を走ったのは、翠光の一閃であった。
「ギャオォォン!」
 突如として目の前に現れた黒いスーツの男が、翠刃の短剣でダークパンサーの鼻面を切り裂く。のたうち回るそれにゼーエンが思わず目を向けた瞬間、周囲の複数体が何処かから召喚された火柱に巻き込まれて悶え苦しむ中を突っ切るように現れた、炎の剣を二刀流で振るう赤髪のオーガが大立ち回りを見せ――ゼーエンに差し向けられた魔獣の群れは、あっという間に崩壊していた。
 既に深紫のフードの男達は姿を消しており、いつの間にか音もなく近づいていた白い着流しに般若面を被った男が、主と思しき黒スーツの男に指示を仰ぐ。
「追いますかい、ボス?」
「やめておきましょう。あの様子ですと、既に取引は終えているようですしね。せめてアズール・プルミエが居れば、追討を任せられたのですが……」
 黒スーツの男が物憂げにため息をつく傍らで、炎のような赤髪のオーガが豪快に笑い飛ばしながら、
「グハハハハ、腑抜けのセバス如きに頼る必要などなし! 次こそは俺様が連中を叩っ斬ってくれるわ!」
「……チッ、本物の馬鹿かよ」
 般若面の男が心底嫌そうに吐き捨てる中、黒スーツの男がゼーエンへと向き直る。
「さて……そこの貴方、立てますか?」
 片膝をついていたゼーエンが、差し伸べられたその手を取って立ち上がる。黒スーツの両脇には赤髪のオーガと般若面の男が控えており、そのいずれもが只者ではない雰囲気を身にまとっていた。
「……すまない、礼を言う」
「最初は貴方も連中の取引相手の一人かと思ったのですが、どうも違ったようでしたからね。――私はメギウス、機甲戦団ガイデスの首領を務めている者です」
 メギウスと名乗る男から感じられる底知れぬプレッシャーを前に、思わずゼーエンが息を呑む。自分と同程度の年齢と思われる人間の男に対して、畏怖にも似た感情を抱いたことなど、今までにただの一度もない。
「さて……先程少々拝見しましたが、なかなかに非凡な戦闘センスを有しているとお見受けします。その力、我々機甲戦団で活かしてみませんか?」

〜21 Kill me till the end③へ続く〜
いいね! 10 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる