3月14日
そうこの日はホワイトデーである。
お返しを配る男たちで、メギの広場はザワついていた
その隅っこで
プクリポは腕を組んで立っていた
「おかしいぷく」
「おかしいぷく」
「何かがおかしいぷく」
今年も
そしてきょねんも
「バレンタインは、0個ぷく」
そう言って、走り去った

原因は調査の結果、
魚男がモテすぎてプクリポのバレンタインは影に隠されていた。
観察を続けたプクリポは、やがてこう呟く。
「魚男……」
「魚男がいなければ…」
「ふふふ…」
そしてついに
プクリポはケダモンに進化した
ケダモン化したプクリポの特徴
1. 耳と毛が伸びる
普段は丸くてふわふわの耳も、ケダモン化すると毛もモコモコと伸びる。
2. 理性崩壊
頭の中はチョコ一色。
「チョコをよこせぷく…!ぷっくう…ちょこはどこぷく…?」
匂いを追いかけ、ジャンプして転び、そして突っ込む
3. やたら距離が近い
すぐ隣に座る。広場は空いてるのに
なぜかぴったり隣に座る。そしてよしよしをねだる
4. 見てないフリして見てる
視線をそらしながらチラッ。またチラッと見てくる
研究の結果
ケダモン化したプクリポは少しすけべであることが判明した

参照文献
『ヴァイス日誌 ケダモン=プクリポ野生化説』